背中に息が入っていく感じがわかりますか?
この感じ、なかなかわからない方が多いのではないかと思います。
そもそも普段呼吸をしている時はほぼ無意識であり、息を吸った時に胸が膨らみ、息を吐いた時には胸が縮んでいくといった感覚を感じ取ることに慣れていないということもあります。
今回行うボディワークはこの感覚を意識することが大切になってきます。呼吸が効率よく行われている時には、胸郭(肺を取り囲む壁:肋骨、胸骨、背骨からなる)が前後左右にバランス良く動いているのですが、効率の悪い呼吸をしている方はそのバランスが崩れてしまっています。
その原因として考えられるのは普段の姿勢などです。
普段の姿勢が猫背の方、また長時間同じ姿勢で仕事をしたりすると、胸郭のダイナミックな動きが損なわれがちになってしまいます。肩周囲の筋肉も緊張してしまい、肩こりの原因にもなってしまいやすいですね。
特にデスクワークを長時間される方は要注意で、肩こりだけでなく腰痛の原因にもなることが多いですね。
ちなみに腰痛予防には1時間に1度でいいので立ち上がったりして姿勢を変換させることが有効と言われています。
胸郭の動きが悪くなると、左右の動きもそうなんですが、前後の動きは特に感じ取れなくなってしまうことが多いです。
胸郭のダイナミックな動きが出る=効率的な呼吸ができる=楽な呼吸ができるということになりますよね。
呼吸がしっかりできていることは代謝も促されますし、疲れにくい体を作る上でも大事な要素になってきます。
では、背中に呼吸が入っていく感じを感じ取るのに良い方法を確認していきましょう。

  1. 方法
    ①違いを感じ取るために、まずは普通に呼吸をしてください。
    ②両手を組み、背中を丸めながら手をしっかりと前に出していきます。この状態で呼吸をします。

いかがでしょうか、②で呼吸をすることで、背中に息が入っていく感じがつかみやすかったのではないでしょうか。
このように背中に息が入っていくということは、胸郭の柔軟性を高める上でも重要な要素となります。
胸郭は体の中心部にあるため、ここの柔軟性が高まるということは、四肢抹消部の柔軟性にもつながっていきますよ。
このボディワークは普段行っている呼吸に一工夫するだけなので、時間が取りにくい方へもオススメです。