だんだんと呼吸に対する意識が変わってきてくれていますか?
今までのボディワークを行うことで、少しづつ自分の体への知覚力も高まってきているのではないでしょうか。
よくちまたで腹式呼吸などの重要性が説かれていますが、呼吸は全身状態に関わる大事な要素だからなのです。

ちなみに、祖母はヨガのインストラクターをしていましたが、風邪は腹式呼吸で治すと言い張っていました。今思えば、腹式呼吸によって免疫系を高めていたんだろうなと思うこの頃です。
今回のお話は、肩で呼吸している人が案外多いのではないかと思い、その対処方法を紹介していきたいと思います。
みなさんの呼吸の状態を、鏡を使って確認してみてください。胸郭は全体的にバランスよく動いているでしょうか。それとも、胸郭の上の方ばかりが動いている、または肩の上下運動が目立つ方はいませんか。
肩が大きく動いている方は横隔膜があまり動いていないことが予想されます。また、肩周囲の筋肉、特に斜角筋、肩甲挙筋、あるいは僧帽筋上部線維が緊張しているかもしれませんよ。
今後は3回にわたり、斜角筋、肩甲挙筋、僧帽筋上部線維の緩め方るボディワークを紹介していきたいと思います。 斜角筋の緩め方

  1. 緩め方
    ①鎖骨の上から手をかけて、肋骨方向(下)に向かって圧をかけます(痛みが出ない程度に)。
    ②手を掛けたほうと反対側に首を回し、また横に倒します。この位置で10秒程度キープしてください。 首を回し、倒す時に結構な痛みを感じる場合がありますので、首の向き加減を調整すると良いでしょう。

どうでしょうか?鎖骨周りが楽に感じられるようになりましたか?
鎖骨周囲はリンパの通り道でもあり、このあたりの筋肉、組織が硬いとリンパの流れにも影響を与えることが考えられます。また女性では鎖骨は外見的にも美しさに関連するところだと思われます。斜角筋を緩めることで、鎖骨周囲の他の筋が緩むので、このボディワークはオススメです。またこの筋肉が緩まると、肩で呼吸することも軽減されていくと思われます。
一度で改善されていくものではないので、日々少しずつ変化を実感していって欲しいと思います。