みなさん!肩で呼吸している人シリーズもPart3になりました。
前回、前々回と斜角筋、肩甲挙筋と紹介してきました。
今回は僧帽筋上部線維です。
この僧帽筋上部線維も、肩での呼吸につられるように、緊張している可能性が高い筋肉です。
実際のところは呼吸に直接作用する筋肉ではないのですが、猫背等呼吸に悪影響を及ぼしている姿勢をとっている方はこの筋肉も緊張している事が多いために紹介します。

僧帽筋上部線維は肩こり筋としてはめちゃくちゃポピュラーな筋肉です。また頭痛やめまいにも影響を与えているやっかいな筋肉でもあります。僧帽筋上部線維の状態が悪くなると、背中や首の筋にも影響を及ぼすこともあります。
普段から肩が上に挙がっているように見える方はこの筋肉が緊張している可能性が高いです。
この筋肉が緊張してしまう原因としては、座っている時に前かがみになったり、下を向く時間が長時間続くと負担がかなりかかります。また猫背の方では胸の筋(大胸筋、小胸筋)が短くなり、肩が前に出てしまうことでも僧帽筋が酷使されてしまいます。精神的な緊張も影響を与えており、想像しやすいと思うのですが、精神緊張によって肩を上げる姿勢が続くことでも僧帽筋上部線維は緊張します。パソコン作業においては腕を空中に保持しながらタイピングを行っていると、常に筋肉が緊張してしまいます。この場合、肘台のようなもので腕を休みながらタイピングを行うことで予防できると思います。

そして、この筋肉が緩まっている状態の時は、肩は非常にリラックス状態にあるために、普段から意識的に緩めておく事をお勧めします。
僧帽筋上部線維の緩め方

  1. 緩め方
    ①腕を垂直に垂らします。体は真っ直ぐのまま、指先を伸ばしてさらに垂らすよう意識します。
    ②首を反対側に倒します。さらに、指先で僧帽筋上部線維に圧を加えます。

どうでしょうか?首の付け根から肩の端にかけての筋肉が緩む感じがつかめたでしょうか?
鏡で確認してもらいたいのですが、実施した方の肩の位置が下がっていると思いますよ。これが肩がリラックスした状態と言えます。普段から意識的に行うことで予防的に良い状態を作っておくことが可能になります。
もちろん左右ともに行うことで対称的な姿勢が作られていきますよ。