緊張型頭痛は締め付けられるような痛みが特徴の頭痛で、神経の高まりやストレスから頭痛が誘発されることがわかっています。今回、緊張性頭痛の症状と特徴、その対処法まで、文献を参考にしながらまとめていきたいと思います。

緊張性頭痛の特徴

肩こりと緊張性頭痛

緊張性頭痛は、締め付けられるような痛みが特徴ですが、その原因はストレスや神経の高まりにより頭の筋肉(側頭筋)や肩から首にかけての筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋、肩甲挙筋など)の筋肉が過緊張状態となり、そのため血行不良を起こしピルビン酸という老廃物が筋肉内に蓄積され、それが筋肉内の神経を刺激することで痛みが生じるといわれています。
痛みの傾向としては毎日夕方頃から起こることが多いようです。
片頭痛とちがい動いても痛みが増悪することはないため、動くことはや仕事は可能で、日常生活上大きな支障きたすほどではありません。
女性でなで肩の方は、緊張性頭痛が多いと言われています。

片頭痛と緊張性頭痛

片頭痛は基本的には頭の片側に痛みがありますが、両側の痛みを覚えることもあります。そのため、緊張性頭痛だと思い込んでいたが、実は片頭痛だったということもしばしば見られるのです。
片頭痛と緊張性頭痛を比較すると、片頭痛では光や騒音、においに過敏で、吐き気を伴うこともあります。また動くことで痛みが増悪するなどが特徴です。詳しくはこちらの記事を参照してください。

緊張性頭痛の痛みの性質

緊張性頭痛では締め付けられるようなギリギリとした痛みで、頭の両側に痛みがあるため「孫悟空の輪っか」と表現されることがあります。また後頭部や首すじにかけての痛みを伴うこともあります。
痛みの性質は圧迫感や緊張感があり、重苦しい鈍痛が特徴的です。
運動をしても症状が軽快することはなく、日常生活に支障がでるほどのことではありません。
痛みの周期、頻度は月に数回〜毎日と決まった頻度はありません。しかし反復性で慢性的に痛みが生じることが特徴でもあります。痛みは反復性の場合は30〜7日間持続することが多く、慢性の場合は3ヶ月の間に毎月平均15日、年間で180日痛みが生じているようなこともあります。
頭痛以外の症状としては、ふわふわしためまいや肩、首のこりを訴えることもあり、頭痛の際には常に首や肩のこりがあることが多いです。

緊張性頭痛の対処法

血行改善が一番のポイント

緊張性頭痛に対する対処法として一番重要なことは血行の改善です。
入浴、マッサージ、首すじから肩の筋肉を温めるなどによって、筋肉の過緊張状態やこりを軽減させていきます。
頭痛に関連する主な筋肉に対するストレッチは以下の記事を参照してください。

僧帽筋上部のほぐし方
胸鎖乳突筋のほぐし方
肩甲挙筋のほぐし方
頭板状筋のほぐし方
肩甲骨の全ての運動方向に動く!肩甲骨体操
側頭筋のほぐし方

参考文献