今回は表情を豊かにするためのお話しpart2です。
ちまたでは表情筋を鍛えると老け顔になりにくい、小顔になれるとよく聞きます。
老け顔に関しては、表情筋に張りが出ることの効果だと思います(シワが伸びる?!)。
小顔に関しては、元々の骨格的な問題はあるでしょうが、多少筋肉に引っ張られる影響で骨格に歪みが生じており、それが緩めば骨格の緩みも取れやすくなるからだと考えます。

では表情筋にはどんなものがあるか知っていますか?
ざっと挙げてみると、口輪筋、眼輪筋、前頭筋、側頭筋、大頬骨筋などです(前回もお伝えしましたが30種類以上あります)。なるほど、これだけの筋肉があるからこそ豊かな表情を作れるんですね。
しかし、これだけの数があると、どこか一部の筋肉に硬さやねじれがあると、他の隣り合った筋肉に次々と影響を与える可能性はありますよね。
金肉には筋膜というものがあり、それぞれの筋肉は筋膜を通じてお互いにつながりがあります。筋膜に関して日常の具体例を挙げてみると、鶏胸肉を処理するときに、鶏皮と肉の間に薄い膜があるのをご存知でしょうか。あれが筋膜になります。猫の首あたりの皮膚をつまんで持ち上げると皮膚がとてもよく伸びることがわかります。あれも筋膜が柔らかく良い状態を保っているためにあれだけ伸びやすいのです。しかし人間の筋膜において、硬さが出ると皮膚と筋膜の間の動きが悪くなり、その結果痛みや関節運動の制限につながっていくのです。
今まで行ってきたボディワークは筋肉の状態を整えながら、同時に筋膜も伸ばしているのです。

さて、今回は額(前頭筋)を緩めるための方法を紹介します。
前頭筋は額(おでこ)全体についています。眼輪筋とつながりをもち、眼輪筋は大頬骨筋などとつながりがあります。
前頭筋を緩めると、その後の表情はどんな具合になるか確認しながら行っていきましょう。

 1. 緩め方
  体育座りになり、両腕を肘に当て固定します。両手を額に当て額に圧をかけます。ゆっくりうなずくように首を  前に動かしていきます。すると両手が額から頭の方に移動していきます。

いかがでしょうか?額の筋肉が伸びていく感覚はつかめたでしょうか?
もしかしたら、眉があがりやすくなったかもしれません。
前頭筋は、衰えると額に横ジワができると言われています。
その予防的な意味も含めて豊かな表情を作るために緩めておくことも大事ですね。