今回も知識を整理していきたいと思います。
知識を得る事は自分の状態を知るきっかけにもなりますし、今回のテーマのように痛みの原因となるものを知る事で、対処法も考える事ができることもあります。
では3つの項目に分けて痛みの原因を探っていきたいと思います。

  1. 骨格異常
    骨格の異常、すなわち骨に左右非対称性があるということになります。左右の足の長さが異なる、骨盤の高さが左右で見比べると差があるなどです。骨格に左右非対称性があると、左右どちらかの筋が引っ張られ、一方の筋は緩んだままになったりします。特に持続的に緊張している側には痛みが引き起こされやすくなります。
    骨盤に左右非対称性があると、骨盤が片側に傾き、それに伴い背骨も歪みが生じていきます。すると腰から背中にかけての筋肉にも過剰な負担がかかります。筋肉は筋膜のつながりがありますから、背中の筋肉の影響は肩から首にかけての筋肉の緊張を引き起こしてしまいます。
  2. 姿勢の影響
    普段座っている椅子の背もたれはしっかりと自分の体にフィット(正しい姿勢で)しているでしょうか。適切にフィットしていない場合、筋肉が緊張してしまうことがあります。しかもそれは気づかないで長時間同姿勢をとってしまっている場合が多いです。良くない姿勢で座ったままだと、腰、背中、肩、首の筋肉にまで緊張状態を引き起こしてしまいます。自分の座り方、立ち方などを確認すると、重心がどちらか一方に偏っていることも珍しくないかもしれません。左右非対称な姿勢は骨格異常も引き起こすため、こまめに姿勢チェックも必要になります。
  3. 繰り返し作業の負担
    力仕事で繰り返し動作が必要な場合は、筋肉の疲れを感じ取ることができます。しかし、小さい動きであまり筋肉の疲れを感じ取りにくい作業の繰り返しは、積み重ねた負担が筋肉に過緊張状態を作り出していることがあります。パソコン作業を長い時間行っている方などは特に注意が必要で、微妙な力で繰り返し行う作業であるために、筋肉の疲労が気付きにくいという状況を生み出してしまいます。この解決方法は作業を何回かに分けることなのですが、仕事の都合上難しいかもしれません。しかし、自分の健康を考えた場合、こまめな休憩は必ず必要になってきます。

以上、筋肉の過剰使用や、痛みを引き起こす原因について知識を整理してみました。自分にあてはまる項目はありませんでしたか。もしあった場合は、普段の姿勢に注意する、もしくはボディワークを行い筋肉の状態を整えておくことをお勧めします。