サルコペニアの評価指標のひとつに、骨格筋量があります。筋量が低下すると、転倒しやすくなるなど、生活の質の低下につながる恐れがあります。今回、リハビリテーションと骨格筋量の測定について、まとめていきたいと思います。

リハビリテーションと市販体組成計による骨格筋量の測定!サルコペニアを防ぐために!

サルコペニアの評価基準などをもっと勉強したい方は

 

by カエレバ

サルコペニアとは

サルコペニアとは、

加齢による骨格筋量の低下と定義され、副次的に筋力や有酸素能力の低下を生じる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9A%E3%83%8B%E3%82%A2

とあるように、骨格筋量の低下が主な指標となります。
筋力や有酸素濃色が低下するということは、転倒のリスクや体力低下などが起こりやすくなり、寝たきりにつながりやすい状態とも捉えることが可能です。

 

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サルコペニアと転倒

骨格筋量の低下と転倒は密な関係性があるとされています。
骨格筋量は20代がピークとされ、30代以降は1%程度ずつ減少するとされています。

転倒者と非転倒者では男女ともに筋量が約5%異なることがわかっている。

サルコペニアと運動 エビデンスと実践

加齢とともに筋量が減るのに加え、転倒しやすい方ではさらに5%の筋量が減少しているということになります。
リハビリテーションで筋力アップを図るのには、以上のような理由も含まれていることになります。

 

骨格筋量の測定方法

サルコペニアでは、骨格筋量が評価指標のひとつになっています。
骨格筋量の測定には、CT、MRIなどの画像解析によるものがあり、かなり精度の高い測定方法とされています。
しかし、自主トレを行っていくにあたって、いちいち病院に行って検査をするというのは、費用も時間もかかるのである人にとっては現実的ではないかもしれません。

自宅でも簡単に測定できる方法としては、BIA法(電気インピーダンス法)と呼ばれるものに基づく市販の体組織計があります。
B市販のものとしては、「タニタ」の体組成計が有名どころだと思います。
あくまで市販品なので、正確さは不十分かもしれませんが、日頃の状態確認を行うという意味では、十分価値のあるものだと思われます。

 

by カエレバ

測定する上での注意点としては、BIA法では生体組織の電気電気特性の違いを利用するのですが、生活状況により電気抵抗に変動が見られることです。
電気抵抗に変動が見られるということは、測定結果にも変動があるということですから、測定条件はできるだけ同じにする必要があります。
また、体内の水分や体温にも影響を受けることを知っておき、長期的な視点で変化を捉えることが大切になります。
よく商品レビューで、「機器によって測定結果が異なる」などということが書かれていますが、ある意味当たり前なのかもしれません。
同じ機器、同じ条件の中で測定を継続していくことが変化を見ていく上では重要になります。

 

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市販の体組成計で筋量を計測する意義

市販の体組成計では、骨格筋量だけでなく、様々な測定項目が設定されています。
女性は美の意識から体重計に乗る習慣があるかもしれませんが、男性の場合は健康診断くらいしか乗ったことがないという方もおおいかもしれません。

体組成計があれば、様々な指標が得られます。これは、言い換えれば様々な健康指標を得られるということです。
体重増は関節への負担につながりますし、筋肉量の低下は筋力低下や転倒につながります。
まずはその辺りの健康に関する知識を得て、体組織計による健康管理も並行することにより、トレーニングにも意欲的に取り組めることが考えられます。
体を動かすことが何よりのサルコペニア予防になります。