膝関節の機能評価ツールとして、WOMACに準ずる日本語版膝機能評価表(準WOMAC)があります。今回、その概要と評価方法、結果の解釈についてまとめていきたいと思います。

WOMACに準ずる日本語版膝機能評価表の概要と評価方法、結果の解釈

WOMACと準WOMACについて

WOMACとは、Western Ontario and McMaster Universities osteoarthritis indexの略称です。

WOMACは変形性膝関節症・股関節症に対する疾患特異的な評価尺度。構成は疼痛:5項目,こわばり:2項目,機能:17項目の3グループ,計24項目に自記式で回答する。 VASスケールと5段階のLikertスケールがある。

http://www.japanpt.or.jp/upload/jspt/obj/files/guideline/11_gonarthrosis.pdf

とあります。

一方準WOMACは、WOMACに準ずる日本語版膝機能評価表の略称になっています。

準WOMACは、自己記入式の質問紙であり、各設問への回答は5段階の選択肢から成り、最高を5点、最低を1点の評価点とします。

臨床研究などでは、準WOMACの各カテゴリーを組み合わせるような形で評価として使用されていることが多いと思います。

 

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準WOMACの評価方法

評価項目

痛みについて
①平地を歩くときに、どの程度の痛みを覚えましたか?
②階段を昇り降りするときにどの程度の痛みを覚えましたか?
③夜、床についているとき(就寝中)にどの程度の痛みを覚えましたか?
④椅子に座ったり、床に横になっているときにどの程度の痛みを覚えましたか?
⑤まっすぐに立っているときにどの程度の痛みを覚えましたか?

動作(機能)について(下記の動作が膝の症状のためにどの程度難しく感じるかを答える)
①階段を降りる
②階段を昇る
③椅子から立ち上がる
④立っている
⑤床に向かって体をかがめる
⑥平地を歩く
⑦乗用車に乗り降りする
⑧買い物に出かける
⑨靴下をはく
⑩寝床から起き上がる
⑪靴下を脱ぐ
⑫寝床に横になる
⑬浴槽に出入りする
⑭椅子に座っている
⑮洋式のトイレで用をたす
⑯重いものを片付ける
⑰炊事洗濯など家事をする

 

評価項目などについては、以下のものを参考にしています。
http://waseda-sport.jp/paper/1405/1405.pdf
https://mchiro.exblog.jp/24021023/

準WOMACの結果の解釈

各カテゴリーにおける各項目の合計点を100点満点に換算したり、総合スコアとして算出することがあるようです。

点数が高いほど、膝の痛みが強かったり、動作に困難さを感じていることがわかります。

 

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