股関節痛と姿勢(骨盤傾斜)の関係性を考える中で、骨盤後傾と筋・関節内圧上昇による疼痛メカニズムについてまとめました。

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股関節痛と姿勢(骨盤傾斜)の関係性〜骨盤後傾と筋・関節内圧上昇による疼痛メカニズム〜

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大腿骨頭の被覆率

股関節痛と骨盤傾斜の関係性を考えていく上で大切なことが、「大腿骨頭の被覆率」です。

これは、臼蓋(寛骨臼)が大腿骨頭にどの程度被さっているかを示した割合です。

大腿骨頭被覆率と股関節運動の関係性では、

股関節屈曲、内旋、外転では大腿骨頭被覆率は低くなります。

股関節伸展、外旋、内転では大腿骨頭被覆率は高くなります。

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骨盤傾斜と大腿骨頭被覆率

レントゲン像を見る際に、骨盤がどの程度傾斜しているかを確認することができます。

レントゲン正面像を確認した時に、骨盤が前傾するほど骨盤腔は円形となります。

骨盤が後傾するほど骨盤腔は扁平化します。

ここで、骨盤傾斜と大腿骨頭被覆率の関係性を見ていきます。

骨盤傾斜と股関節痛において大切なことは、骨盤後傾位で大腿骨頭前方の被覆が小さくなるということです。

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大腿骨頭被覆率と変形性股関節症

前途しましたが、骨盤後傾位で大腿骨頭前方の被覆が小さくなります。

大腿骨頭被覆率が低下すると、合力と筋力負担の増大により辺縁部のストレスが生じます。

このストレスが変形性股関節症の原因となることが考えられます。

また腰部変形性後弯では、骨盤後傾に伴う臼蓋の構造上の前方の臼蓋のかぶりの減少、および合力の著明な増加が変股症の増悪因子になるとされています。

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腰部変形性後弯と姿勢アライメント

腰部変形性後弯は主に4つのタイプに分けられています。

Ⅰ型:腰椎前弯ほとんどなし。脊柱は平背。歩行時次第に前傾。

Ⅱ型:腰椎軽度後弯。胸椎直線化or軽度前弯。

Ⅲ型:腰椎後弯増加。胸椎は代償性前弯。立位や歩行で前屈前傾。

Ⅳ型:全後弯。腰曲がり歩行。

加齢による腰椎変性後弯変形では、腰椎前弯減少、骨盤後傾、体幹重心の前方化が見られます。

骨盤後傾に伴い大腿骨頭被覆率(前方)が低下します。

姿勢アライメントについては以下の記事も参照してください。
腰椎疾患と姿勢との関係性!骨盤後傾と頭部前方偏位姿勢!

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骨盤後傾姿勢と股関節周囲筋の負荷

正常な姿勢アライメントでは、体幹の重心線は股関節後方を通ります。

そのような姿勢に対する制御では、筋活動として腸腰筋のみが作用します。

一方、骨盤後傾姿勢では、体幹の重心線は股関節の前方を通ります。

すると、姿勢制御のために股関節伸筋群が収縮し股関節伸展位となります。

それに対して前方の屈筋が遠心性の作用が必要になります。

すなわち。腸腰筋に加えてハムストリング、大腿直筋、外側広筋、内側広筋も作用することになります。

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骨盤後傾姿勢と筋・関節内圧上昇による疼痛メカニズム

骨盤後傾姿勢では、体幹の重心線が股関節の前方を通るため、股関節伸展筋が収縮し、相対的に股関節が伸展します。

すると股関節前方の不安定性増大するので、姿勢制御のために股関節屈筋(前面筋)の遠心性持続的収縮が強要されます。

股関節屈筋の持続的活動は骨頭を臼蓋に押し付けるように作用するため、関節内圧が上昇し、関節応力が大きくなります。

遠心性収縮という筋収縮様式は、収縮しながら伸張されるものであり、筋内圧が上昇しやすいことが特徴です。

筋内圧が上昇すると筋血流量減少するため阻血性の疼痛が生じやすくなります。

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