アクティブタッチとパッシブタッチでは、脳活性化部位に違いがあるとされています。今回、その違いを文献から捉えていきたいと思います。

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アクティブタッチとパッシブタッチにおける脳活性化部位の違い

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アクティブタッチとは

岩村先生によると(2007)、アクティブタッチとは、

・手を能動的かつ自由に触ることで生じる知覚
・皮膚と物の間に動きがある動的タッチ(dynamic touch)と動きがない静的タッチ(static touch)がある
・動的なアクティブタッチは、探索的に何かを触る
・静的なアクティブタッチは物体を把持している

とされています。

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パッシブタッチとは

岩村先生によると(2007)、パッシブタッチとは、

・受動的かつ外界から与えられた知覚

とされています。

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能動的に触ることはなぜ重要なのか

例えば、サンドペーパーのざらざら感の違いを感じ取るには、ペーパーの表面を自ら指を動かして感じ取る方が違いの差を感じ取ることができると思います。

そして、自分が物体の何を感じ取ろうとしているかによっても、物体の触り方は変わると思います。

物の表面の質感・手触り(テクスチャー)→手を横に動かす

固さ→指や手を物に押し付ける

温度→手を動かさない

など、私たちは、何を知覚したいかによって、手の動きを用いながら感じ取ろうとします。

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ダイナミックタッチで感じ取る棒の長さは常に同じではない?

ダイナミックタッチにおいては、その恒常性あるとの立場があります。

恒常性とは、手に持った対象物を振ると、持っている手にかかる負荷は変わりますが、その対象物が伸びたり縮んだりするようには感じないということをさしています。

清水ら(2005)は、ダイナミックタッチの恒常性に対して、否定的な立場を述べています。

出典:ダイナミックタッチにおける知覚の恒常性―方法論としての精神物理学と実験現象学

清水らは、上図のように、手に持った棒を手首、肘、肩、自由に振るの4つの課題において、

振りかたを変えることで対象となる棒の長さの感じかたが変化することがわかりました。

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ダイナミックタッチで重要なこと

ダイナミックタッチにおいては、何を知覚したいかという目的をまず明確にすることがポイントになります。

その目的によって、手の動きが変わることは前途しました。

そのため、対象者に行う知覚課題においては、

・何を感じ取ってもらいたいかを最初に伝える(温度、質量、表面の素材感など)

ということに意味があります。

何を知覚してほしいかを伝えると、私たちは今までの経験からその感じを引き出し、対象物へのアクティブタッチにより、比較検討が行えることになります。

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アクティブタッチとパッシブタッチの脳活性化部位の違い

アクティブタッチとパシブタッチの脳活性化部位には違いがあります。

以下の図を見てください。

出典:Leighton B. Hinkley, et al:Sensorimotor Integration in S2, PV, and Parietal Rostroventral Areas of the Human Sylvian Fissure. J Neurophysiol. 2007 Feb; 97(2): 1288–1297.

上下とも左側がパッシブタッチ、右側がアクティブタッチになります。

この研究では、右手でスポンジをパッシブに触れた場合とアクティブに触れた場合を比較しています。

S1:一次体性感覚野 M1:一次運動野 ACC:前帯状皮質 S2:二次体性感覚野 PR:吻側腹側頭頂

大きな違いとしては、アクティブタッチではACC:前帯状皮質、PR:吻側腹側頭頂領域が活性化していることです。

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