発達障害における問題行動として、こだわり行動があります。今回、こだわり行動の解決に向けた考え方について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

ブログには書けない裏話、更新通知、友だち限定情報などを配信(完全無料)!まずは友だち追加を♪ 友だち追加

 発達障害と問題行動!こだわり行動の解決に向けた考え方!

スポンサードサーチ

文献

長谷部 未央ら「自閉症児教育におけるTEACCHプログラムの検討(その1)ー通園施設「つくしんぼ学級」の実践に学ぶー」情緒障害教育 研究紀要 第15号 1996 年

スポンサードサーチ

問題行動

問題行動は通常、子供の家庭や学校への適応を著しく困難にしているものをさします。 問題行動が、大人の都合の悪いものとして捉えられている場合もあり、詳しく状況を把握する必要があります。成人においても、強いストレスがかかると、注意散漫や攻撃的になることがあります。 そのため、子供の場合でも、精神的な側面が反映されていることも理解しておく必要があります。

スポンサードサーチ

問題行動への2つのアプローチ

基本的には問題の原因を探っていきます。 しかし、原因と行動が直接的に結びつかないことも多くあります。

通常〈しなくてもいいことをする〉のは、好きでやっているというより〈しなければいけないことができないので〉、している場合が多い。 したがって適切な動作が獲得されていくと、〈しなくてもいいことをする〉暇がなくなり、問題行動も減少することが考えられる。

発達障害と作業療法[実践編]

対処方法には、
①問題行動が出現する原因や機序に直接アプローチする
②適応的行動を増やし、間接的に問題行動を減少させる
ことが考えられます。

スポンサードサーチ

こだわり行動について

こだわり行動は、同一性の保持ともいいます。
物を一定の場所や状態に保持しようとする執拗な試みです。
こだわりには物を置く場所、向き、行動の順序やパターン、食べ物の味、服の色やテレビ番組など様々なものがあります。
こだわり行動はまわりの人との摩擦を生じさせることも考えられます。
こだわりの対象が一時的に変化することがあっても、こだわり自体はなくなるわけではありません。

こだわり行動のメカニズムは明らかにされていませんが、認知の未熟性と関連付けて説明されることが多いです。

発達の初期段階では、ものはまるごと記憶され、個々の具体的な属性とセットで理解される傾向がある。 健常児の場合ではこういう未熟な認識も現実との摩擦の中で修正されていくが、自閉症児などにおいては初期の未熟な思考形式がいつまでも保存されているのである。ものの本質が個々の知覚体験から離れてとらえられず、ものの形態、置き場所、手順などと固く結びついているのである。 こういう子どもではその背景となったすべての条件を整えなければ認識が成立せず、そのことがこだわりとなって表れる。

発達障害と作業療法[実践編]

スポンサードサーチ

こだわり行動への対処

こだわり行動の対処では、こだわりをなくすよりも、こだわりが社会生活を狭めないようにすることがポイントです。
応用行動分析的手法が有効とされています。
環境の変化があると安心を得るために未熟な思考方法をとる傾向が生じるため、初めは環境やものの手順をわかりやすくするような構造から始めていきます。

スポンサードサーチ

TEACCHプログラムの概要

TEACCHプログラムは、日常動作の手順を単純・画一化し、視覚的手がかりを多くすることで環境をわかりやすくしています。

TEACCHプログラムでは,自閉症児の基本的な問題を,自分の周囲をとりまく環境からの情報をうまく処理して理解する能力が欠けているということにおいている。それ故,治療教育にあたって,「環境や情報を自閉症の人たちに分かりやすいように説明してやり,考えをまとめられるように手 助けをする。」ということに重点を置き,具体的な方法を用いて指導していくのである。

自閉症児教育におけるTEACCHプログラムの検討(その1)ー通園施設「つくしんぼ学級」の実践に学ぶー

キャリアアップしたい!休日を多くしたい!給与を上げたい!バイトしたい!

 どちらもオススメ度☆☆☆☆☆ 【PTOT人材バンク】 PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】 登録することで非公開求人が確認できます!