リハビリテーションの管理運営においては、リハビリテーションがどのような成果(業績)を上げているのかを示す必要があり、その指標がクリニカルインディケーターです。今回、リハの成果を示すクリニカルインディケーター(臨床指標)とその計算方法についてまとめていきたいと思います。
目次
リハの成果を示すクリニカルインディケーター(臨床指標)とその計算方法!
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クリニカルインディケーター(臨床指標)とは?
クリニカルインディケーター(臨床指標)とは、病院の機能や診療の状況などについて、様々な指標を用いて具体的な数値として示したものです。
指標を分析し、改善を促すことにより、医療の質の向上を図るとともに、患者さんにとって分かりやすい医療情報を提供することを目的としています。
http://www.tokyo-hmt.jp/activity/clinical-indicator/index.html
臨床指標を用いることで、自分たちの成果(業績)を示せるとともに、どのようにすれば指標が改善し、また患者様の満足度向上に繋がるのかを分析することに繋がります。
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療法士別リハビリテーション実施単位数
療法士別リハビリテーション実施単位数は、理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3部門がそれぞれ実施した合計単位数(疾患別リハビリテーションは考えない)です。
1ヶ月ごとの分析や年間の実施単位数を分析することで、増減の要因を検討することができます。
3部門の実施した合計単位数は、リハビリテーション科の総合的な業績になります。
各部門ごとに、月別の療法士別リハビリテーション実施単位数を算出することで、月ごとの比較が可能になります。
スタッフの増減やその他の事柄などがどのように取得単位数に影響を及ぼすのかを検討する材料になります。
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疾患別等リハビリテーション実施単位数
リハビリテーションは疾患別に診療報酬が定められています。
疾患別等リハビリテーション実施単位数は、理学療法、作業療法、言語聴覚療法の3部門を全て含んだ、疾患別のリハビリテーション実施単位数の合計を示します。
1ヶ月ごとの分析や年間の実施単位数を分析することで、増減の要因を検討することができます。
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入院患者1人1日平均リハビリテーション実施単位数
入院患者1人が1日に行うリハビリテーション実施単位数の平均です。
計算式:入院患者の総リハビリ実施単位数 ÷ 延べ入院患者数
入院患者1人に対する1日平均リハビリテーション実施単位数が多いほうが、患者やその家族は病院を選ぶ際にリハビリテーションの効果を期待できるのではないかと考えると思われます。
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その他の臨床指標
摂食機能療法実施件数
摂食機能療法は、30分以上の場合185点(1日につき) 、30分未満の場合130点(1日につき)となっています。
摂食機能療法は医師又は歯科医師若しくは医師又は歯科医師の指示の下に言語聴覚士、看護師、准看護師、歯科衛生士、理学療法士又は作業療法士が算定可能です。
退院前訪問件数
退院前訪問指導は、対象者の在宅生活に合わせた生活方法を提案する上で欠かせないリハビリテーションです。
退院前訪問指導件数が多いということは、それだけ質の高いリハビリが提供できていると捉えることもできます。
退院前カンファレンス実施件数
退院前カンファレンスも、退院前訪問指導と同じく、在宅復帰に向けての方向性やサービス内容の決定など、具体的に在宅生活に向けての話し合いを行っていく大切なものです。
ケアマネージャーの参加率なども合わせて分析することも必要でしょう。
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。
せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。
とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!
ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。
各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。
管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。
行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。
転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。
管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)
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