リハビリテーション職種が給料を上げるためには、転職が必要な事が多いのが現状です。今回、リハビリテーション職種が将来の転職のためにしておいた方が良い事をまとめていきたいと思います。
目次
リハビリテーション職と将来の転職のためにしておいた事が良い事!
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リハビリテーション職種の給料事情
リハビリテーション職種の給料事情ですが、診療報酬や介護報酬の改定により影響を受けやすいのが特徴です。
過去には、リハ職の全体数が少ない時代では優遇される事が多かったようですが、現在は養成校も数多くなった事から、給与面においてはあまり期待できません。
そもそも、我々リハビリテーション職種は、1日にリハビリを提供できる単位数が決まっている事から、大きくは稼ぐことはできないが、それなりに安定して給料を頂ける、というような事が給料事情と言えるでしょう。
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転職でリハビリテーション職種の給料は上がるのか
果たして、同じリハビリテーション業界で転職すると、給料は確実に上がるのでしょうか?
これについては、確実に上がる!!!
とは言い切れません。
例えば、身体障害分野から精神障害分野や発達分野に転職するとなると、前職の経験を活かしにくい(活かせる事をアピールして認めてもらえるなら別ですが)場合があります。
一方、前職と同じ分野に転職するのであれば、前職の経験を十分に活かせると判断される事が多いので、前職の給料を最低限保証した上で、少しばかり色をつけてもらえる事が考えられます。
年収アップに必要な条件としては、雇用側が必要としている技能を持っているか、または雇用される側のセラピストの持っている技能が転職先で活かせるか、が挙げられます。
そして必要人員が不足しており、すぐにでも新しい人員確保が必要な場合などにおいては、前職の年収を考慮した上で、それよりも上の条件を提示してくれる事が多くなります。
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転職に向けた準備は養成校卒業後から始まっている
養成校卒業時に、自分の人生のライフプランを描けている方は少ないと思います。
そのため、就職説明会などでなんとなく良さそうだった!という理由で就職先を決める方もいるようです。
しかしながら、将来に向けた転職を考えているならば、どこに就職するかということも考える必要はあるでしょう。
例えば、リハビリテーション分野で有名な病院や施設であれば、次に転職する際に有利なのは間違い無いでしょう。
それは、もちろんのその病院や施設のネームバリューがあるためです。
新卒者はどのような病院や施設に就職するのが良いのか
新卒者が就職先を探す場合のポイントがあります。
例えば、就職説明会で
「リハビリテーション科(もしくはPT、OT、ST)ではどのような事に力を入れていますか」と聞いて見てください。
その時に、実績をもとに「このような活動に力を入れていて、去年や今年は〇〇のような事にも取り組んでいます」というような答えをくれるのであれば、就職しても学ぶ環境が整っている事が多いと思います。
よく、新人教育体制を尋ねる方が多いですが、新人教育は病院や施設が最低限のものとして用意したコンテンツですので、そこからスキルアップするためには新人教育以外の所を知る必要があります。
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年収アップに向けて!就職後に学んでおくと良い事や取っておくと良い資格
国家資格はリハビリテーション分野で働くための最低限の資格です。
年収アップにつなげるには、就職してから次の転職活動までに、いかに自分をスキルアップさせて、それを転職先に示せるかが必要になります。
その時に、最低限の証明になるのが各職能団体が提供している現職者講習の修了でしょう。
その上のものとして、職能団体の認定資格や専門資格があります。
これらの資格を取るには、様々な講習や症例登録を行う必要があるため、転職先にはわかりやすいスキルになります。
他にも、呼吸認定療法士や心臓リハ指導士なども認定を受ける必要があるため、わかりやすいスキルになります。
そしてこれらのスキルを、転職先でどのように活かせるかをアピールする事で、セラピストを雇う必要性を認めてもらう事ができ、前職よりも年収を上げてまで雇用する必要性を理解してもらう事が大切になります。
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研究活動は転職に必要か?
研究活動については、例えば転職候補の施設や病院があまり積極的に取り組んでいない場合、研究をしているというだけで、強いポジション取りを行えると思います。
さらに、後輩指導等のにおいても研究経験があるというのは大きなメリットにもなります。
そのような点からは、自分をスキルアップできる事については積極的に行っておく方が良いでしょう。
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。
せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。
とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!
ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。
各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。
管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。
行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。
転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。
管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)
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