リハビリテーション職種の方、もしくはリハビリテーション職種と結婚しようと思う方。リハビリテーション職種の結婚事情について、お金の面を中心にしてまとめていきたいと思います。



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サラリーマンリハビリ職に求められるスキルと役割の全貌: 組織人として何を求められ、何を身につけ、どう行動すれば良いかがわかる

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移乗動作に対する脳科学的評価、リハビリ(ブレーキ・フットレスト管理等のエラーを減らす)

移乗動作の問題(ブレーキ・フットレスト管理等)に対する評価とリハビリテーション-高次脳・認知機能障害に対する、脳科学的な考え方と評価・アプローチ方法-

注意課題のプリント課題

注意障害プリント課題データ(文字選択、計算、図形)

橋損傷のリハビリテーション

橋損傷のリハビリテーション(脳画像からの評価項目選定や治療戦略立案)

視床損傷のリハビリテーション

視床損傷のリハビリテーション(なぜその症状が出現するのか?脳画像からの評価項目選定や治療戦略立案)

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基底核損傷(被殻出血)のリハビリテーション(なぜその症状が出現するのか?脳画像からの評価項目選定や治療戦略立案)

小脳損傷のリハビリテーション

小脳損傷のリハビリテーション何をするか、しないといけないか(神経システムの理解、脳画像の診方、評価項目選定、治療戦略立案、治療の具体例)

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研究結果から導く!脳卒中片麻痺者のトイレ動作(下衣操作)のリハビリテーション介入-神経システムを考慮した評価・アプローチの具体例-

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リハビリテーション職種の結婚事情!結婚後の生活費は賄えるのか?

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リハビリテーション職種の給料事情

入職したては他の産業よりもお給料が高い

上図は、各年代におけるリハビリテーション職種と医療福祉職、それ以外の全産業の現金給与額を比較したものです。

「20-29歳」のグラフを見てみると、リハビリテーション職種は他の医療福祉職(医師以外)や全産業の職種と比較しても給与が高いことがわかります。
そうです!入職したての頃は他の同級生たちよりも少しリッチなのです。

30代以降は給与の上がり幅が少ない

我々リハビリテーション職種は、30代以降は給与の上がり幅が少なくなります。
それは、私たちは法律上決まった時間を超えてリハビリテーションを提供することができないためです。
そのため、若手と言われる年代とベテランと言われる年代の療法士が売り上げる単価は変わりありません。
他の産業では、商品がヒットすると利益が大きく上がることがありますが、リハビリテーション職種は利益を大きく上げることはできません。

そのため、毎年大きなベースアップがあるとは言えないのがリハビリテーション職種のお給料事情になります。

リハビリテーション職種が、本業で高い給与をもらえるのは一部の人のみ

リハビリテーション職種においては、本業で稼いでいる人はかなり少ないというのが現状です。

例えばリハビリテーション専攻の大学教授であれば年収1000万円を超えることはあると思います。
また、自分で開業(介護保険分野や自費診療など)している方はそれ以上に稼いでいる方も中にはいるかもしれません。
ちなみに、理学療法士や作業療法士は、柔道整復師のように開業権はありません。

病院や施設に勤めていたとしても、リハビリテーション科のトップに立てる人は限られています。
そのため、ライバル(同僚)が多くいる病院なのでは、管理職になるのにもかなり大変さがあるでしょう。
そのような状況では、給与が大幅に上がるということは考えにくいということになります。

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リハビリテーション職種であることのメリット

就職に困りにくい

リハビリテーション職種のメリットとしては、就職に有利なことでしょう。
現在では飽和状態であると言われ始めていますが、それでもリハビリテーション職種の求人を探すとかなり多くの数があるように感じます。

転職にも困りにくい

リハビリテーション職種は国家資格なので、同じ職種での転職時には求人を見つけやすいというメリットはあります。
実際に私も2回作業療法士として転職しました。
転職した地域もそれぞれ違うので、自分の置かれている状況に応じて職場を変えられるというメリットもあります。

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リハビリテーション職種は結婚後の生活費は賄えるのか

独身時代は余裕で生活ができる

私も独身時代は一人暮らしをしていましたが、それでも貯金をしながら生活はできていました。
その時の手取りは約20-22万円程度だったと記憶しています。
一人暮らしでは贅沢をしなければ車を持つこともできていました。

結婚後は夫婦共働きが基本になる

一人暮らしであれば、リハビリテーション職生活費を捻出できますが、結婚後は夫婦共働きが基本になります。
どちらかが専業主婦(夫)というのは、お給料事情によって異なりますが、かなり厳しいように思います。

冒頭で20-29歳における給与平均のグラフを載せましたが、手取り収入が20数万円では家族を養うことは難しいと思われます。

リハビリテーション職種と結婚するメリットは?

リハビリテーション職種と結婚するメリットですが、基本的に優しい性格の方が多いと思います。
そして、様々な患者さんと接しているので、価値観の多様性をわかっています。
忍耐強くもあり、我慢もできる性格の人が多いと思います。

本業収入だけでは家族を養うための生活費を賄うことは難しいですが、リハビリテーション職種のアルバイト代は時給換算すると一般的に高い部類に入ると思います。
そのため、必要に応じて訪問リハビリのバイトをすることも可能なので、お相手の頑張りによって生活費を補填できることはメリットでしょう。

マッサージが得意、医療的な知識が豊富

リハビリテーション職種(特に作業療法士、理学療法士)は、職業柄マッサージが得意です。
さらに、肩こりや腰痛などの疾患に対する医療的な知識も一応持っています。



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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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