股関節術後と脚長差についてまとめています。
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股関節術後と脚長差なぜ生じる?どう対応する?形態測定(SMD、TMD)をどう活かす?
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股関節疾患術後の立位保持の評価で重要なポイント
股関節疾患術後の立位保持の評価で重要なポイントとしては、まずは脚長差はないか?という事です。
これは、脚長差はバランス能力や跛行につながるため、立位保持練習の前には脚長差を評価しておくことが重要ようになります。
まずはパッと見の評価として、立位での上前腸骨棘の高さは一緒かということを見ておきます。
もしくは、臥位の時点で、形態測定を行います。
下肢長の形態測定には、
・SMD(棘下長)
・TMD(転子下長)
の2種類があります。
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SMD(棘下長)
SMD(Spina Malleollar Distance:棘果長)です。
SDMは、上前腸骨棘から足関節内果までの距離を計測することにより下肢長を算出します。
実施方法としては、背臥位で足をまっすぐにして測定します。
SDMは、以下の要因により結果に影響を受けます。
・股・膝関節の可動域制限
・膝内反
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TMD(転子下長)
TMD(trochanto malleolus distance:転子下長)です。
TMDは、大転子から足関節外果までの距離を計測します。
実施方法としては、背臥位で足をまっすぐにして測定します。
TDMは、以下の要因により結果に影響を受けます。
・股・膝関節の可動域制限
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股関節疾患術後の脚長差をどう考えるか
股関節疾患術後の脚長差の原因を考えるためのルールを見ていきます。
術後に脚長差がある場合、
・構造上の問題
・機能上の問題
・構造+機能上の問題
のどれに当てはまるのかを、評価していく必要があります。
構造上の問題は画像で確認します。
機能上の問題としては、関節拘縮や、筋スパズムによる股・膝関節屈曲位をとっていないかなどを評価していきます。
下肢長には問題はないが、立位のみで左右差がある場合は、下肢筋出力の低下や側弯の影響がないかを考える必要がります。
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股関節疾患術後の脚長差にどう対応するか
脚長差が構造上の問題に起因している場合、補高により下肢長の不足分を補うことが考えられます。
また、側弯に対しても補高を行う場合があります。
脚長差が機能上の問題に起因している場合、立位保持練習の前に対処する必要があります。
筋スパズムの除去等を行い、脚長差が生じないような配慮が求められます。
下肢筋出力の低下による立位時のみの脚長差には、疼痛状態に応じてOKCやCKCによるトレーニングを行う必要があります。
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
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管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
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