認知症の精神機能評価として、MENFIS(Mental Function Impairment Scale)があります。今回、MENFISの概要と評価方法、結果の解釈についてまとめていきたいと思います。

認知症の精神機能評価:MENFISの概要と評価方法、結果の解釈

MENFIS(Mental Function Impairment Scale)の概要

MENFISは、対象者の状況について、主たる介護者から情報を得て、認知症者の精神機能の障害度について評価するものです。

MENFISでは、

・認知機能障害
・動機付け機能障害
・感情機能障害

を認知症の中核症状と捉え、この3つの領域で13項目からなっています。

MENFISの評価方法

MEFISでは、最近2週間の対象者の状態について評価していきます。

手続きは、まず介護者から患者の家族歴、既往歴、現病歴、生活史や日常生活の情報を入手する。

これらの情報に基づいて、患者との面接結果を評価するため、介護者からの情報の信頼性が重要になる。

状態の日内変動が目立つ例で、繰り返し評価を行う場合には可能な限り同時刻に面接を実施するようにする。

介護者と患者に対する面接結果より得られた情報を総合的に判断し、「まったく障害なし」から「完全な障害」まで7段階で重症度を評定する。

https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_110006992408.pdf?id=ART0008904318

7段階の各評価としては、

0:まったく障害なし

2:少し障害あり

4:かなり障害あり

6:完全な障害

となっています。

評価用紙には、各質問項目における評価基準が記載されています。

13の質問項目は、

認知機能障害:
1.場所の見当識障害
2.時間の見当識障害
3.最近の記憶の障害
4.昔の記憶の障害
5.会話理解の障害
6.意思表示の障害
7.判断の障害

動機づけ機能障害:
8.自発性の障害
9.興味・関心の障害
10.気力の障害

感情機能障害:
11.感情表現の多様性の障害
12.感情表現の安定性の障害
13.感情表現の適切性の障害

MENFIS(Mental Function Impairment Scale)の結果の解釈

MENFISの得点範囲は、0〜78点で、得点が高いほど精神機能障害が重度であることを表しています。

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