リーチ動作訓練を行う場合に、どの方向に行うことが多いでしょうか?よく行われるのは、前方方向ですが、日常生活上では様々な方向へのリーチが必要です。今回、リーチ動作訓練と体幹運動の関係について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 リーチ動作訓練と体幹運動!全方向へのリーチをトレーニングする!

文献

リーチ動作における体幹の役割

機能的なリーチを行っている時、体幹機能は遠位の機能のために近位の安定性を保証するのに必要になります。
これによりリーチ距離は長くなり、腕の長さを超えた対象物へ、腕を届かすことが可能になります。

 

前方リーチ動作における体幹運動

前方へのリーチを評価するには、腕の長さを超えて、額の高さでまっすぐ前方に対象物を設置します。
前方リーチにおける体幹運動は、体幹の伸張、骨盤前傾し、前方への体重移動が観察されます。

床へのリーチにおける体幹運動

床へのリーチを評価するには、床上、足の間に対象物を設置します。
床へのリーチにおける体幹運動は、体幹屈曲、前方への体重移動が観察されます。

腕の長さを超えた側方リーチにおける体幹運動

腕の長さを超えた側方リーチを評価するには、腕の長さを超えて、肩の高さで側方に対象物を設置します。
腕の長さを超えた側方リーチにおける体幹運動は、リーチ側と対側の体幹の短縮、リーチ側の体幹の伸張、リーチと対側の臀部引き上げ、リーチ側への体重移動が観察されます。

床側方リーチにおける体幹運動

床側方リーチを評価するには、床上、股関節側方下へ対象物を設置します。
床側方リーチにおける体幹運動は、リーチ側の体幹短縮、リーチ側と対側の体幹伸張、リーチ側への体重移動が観察されます。

腕の長さを超えた肩後方リーチにおける体幹運動

腕の長さを超えた肩後方リーチを評価するには、腕の長さを超えた、肩後方へ対象物を設置します。
腕の長さを超えた肩後方リーチにおける体幹運動は、体幹伸張と回旋、リーチ側への体重移動が観察されます。

正中線を超えた対側側方リーチにおける体幹運動

正中線を超えた対側側方リーチにおける体幹運動を評価するには、肩の高さで対側側方に対象物を設置します。
正中線を超えた対側側方リーチにおける体幹運動における体幹運動は、体幹伸張と回旋、リーチ側への体重移動が観察されます。

正中線を超えた床側方リーチにおける体幹運動

正中線を超えた床側方リーチにおける体幹運動を評価するには、床上、対側側方に対象物を設置します。
正中線を超えた床側方リーチにおける体幹運動は、体幹屈曲と回旋、リーチ側への体重移動が観察されます。

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頭部上後方リーチにおける体幹運動

正中線を超えた床側方リーチにおける体幹運動を評価するには、頭部上真後ろに対象物を設置します。
正中線を超えた床側方リーチにおける体幹運動は、体幹伸張、肩関節の股関節後方への移動、後方への体重移動が観察されます。

リーチ動作訓練における観察の視点

上記の様々なリーチ動作において、
①体幹と上肢の適切に協調された動きになっているか(体重移動のスムーズさなど)
②リーチ動作中の非対称性
③安定性の限界
④体幹の硬さ、ROM制限
などに注意します。

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