体幹運動を適切に制御するには、体幹の動き全てにおいて可動範囲が保たれていることが重要です。そのため対象者は体幹可動域を運動により維持、拡大しておく必要があります。今回、自主練習としても行える、体幹可動域維持・拡大のためのトレーニングについて、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 体幹可動域維持・拡大のためのトレーニング(自主トレ可)

文献

体幹運動の制御に必要な要素

体幹運動を制御するには、体幹の全ての運動(屈曲、伸展、側屈、回旋)で可動範囲が保たれている必要があります。
体幹ROMが制限されてると、様々な機能低下の原因となり得ます。

脊椎のROMは四肢と比較し見落としがちになりやすいといえます。
脳卒中では、体幹制御が困難になり、体幹の長期固定が軟部組織の弾性、関節のあそび、機能低下をもたらすことがあります。
不適切な姿勢や直立立位をとった際に、悪化していくことがあり、軟部組織の変性、可動範囲の制限、能力障害につながります。

リハビリテーション以外の時間において、対象者は自身の体幹の状態について理解し、自主練習として体幹の可動範囲を維持・拡大するような自主練習を行う必要があります。

体幹運動の自主練習1

①背臥位にて股関節、膝関節を屈曲します。
②両膝をゆっくりと左右へ倒します。
*この運動は、回旋運動により上部体幹と下部体幹の分離を促します。

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体幹運動の自主練習2

①背臥位にて股関節、膝関節をまっすぐ保持し、麻痺側上肢を抱くように持ちます。
②上部体幹で寝返りをするように、上部体幹を持ち上げ回旋させます。

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体幹運動の自主練習3

①座位にて、骨盤を動かさずにねじり運動(回旋)で上部体幹を動かします。

体幹運動の自主練習4

①座位にて、体幹を傾ける方向に前腕をつき、そこに体重がかかるように直立姿勢から側屈姿勢へと移動していきます。
*ストレッチをしっかり行うには、骨盤は支持面に安定して維持しておく必要があります。

体幹運動の自主練習5

①座位にて、麻痺側の手関節を持ちながら、自分の両足の間の床へ手を伸ばします(屈曲)。
*頭を落とし、垂れ下がるように指示を出します。

体幹運動の自主練習6

①背臥位にて、股関節、膝関節屈曲させ、ブリッジ動作を行います(伸展)。

体幹運動の自主練習7

①座位にて、横方向にリーチする際に、支持面から臀部を片方持ち上げます(側屈)。
*リーチ動作練習にもなります。
*バランスの崩れに注意が必要。

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