カテゴリー

スキマ時間勉強なら「リハノメ」

リハビリテーション職種のための資産形成術

リスク管理とフィジカルアセスメント!チアノーゼのメカニズムや評価!

呼吸循環器系のフィジカルアセスメントにおいて、チアノーゼの有無を確認することはリスク管理上重要です。今回、リスク管理とフィジカルアセスメントにおける、チアノーゼのメカニズムや評価についてまとめていきたいと思います。

目次

リスク管理とフィジカルアセスメント!チアノーゼのメカニズムや評価!

スポンサードサーチ

リスク管理やフィジカルアセスメントについてのおすすめ書籍

スポンサードサーチ

リスク管理とフィジカルアセスメントについてのおすすめ記事

スポンサードサーチ

チアノーゼとは?チアノーゼを確認する意義は?

チアノーゼとは以下のようなものをさします。

チアノーゼ (ドイツ語: Zyanose、英語: cyanosis) とは、皮膚や粘膜が青紫色である状態をいう。 一般に、血液中の酸素濃度が低下した際に、爪床や口唇周囲に表れやすい。 医学的には毛細血管血液中の脱酸素化ヘモグロビン(デオキシヘモグロビン)が5g/dL以上で出現する状態を指す。

Wikipedia

このことからチアノーゼを確認する意義として、体に酸素供給が適切に行われているか(必要な酸素で満たされているのか)を把握できるということが挙げられます。

スポンサードサーチ

チアノーゼの確認方法!正常と異常の違いを確認

正常(体の隅々へ酸素の供給が必要なだけ満たされている状態)では、指先や唇の色はピンクやオレンジがかった赤色です。

一方、チアノーゼがあると青色に近い紫色になります。

スポンサードサーチ

チアノーゼが出現するメカニズム

チアノーゼが出現するメカニズムを見ていきます。

血液の色のイメージは赤色だと思います。
血液の色が赤色なのは、血液に多くの酸素が結びついているためです。
血液に酸素の結びつきが少ない場合、血液は青みがかった黒っぽい色(暗赤色)になります。

正常では血液に酸素が多く結びついた赤い血液は皮膚を通すとピンクやオレンジがかった赤色になります。
しかし、血液の結びつきが少ない青みがかった黒っぽい血液は、皮膚を通すと紫色に見えます。

スポンサードサーチ

中心性チアノーゼと抹消性チアノーゼ

中心性チアノーゼとは、実際に酸素不足によりチアノーゼが出現している状態で、血液中の酸素が低下しています。

抹消性チアノーゼは、血液中の酸素は正常に保たれているのですが、血液循環不良によりチアノーゼが出現している状態です。
抹消性チアノーゼは、冷たい(寒い)場所に長時間いることや、脱水などで末梢循環不良が生じると、末梢部にチアノーゼが生じます。
中枢部(唇など)では皮膚の色は正常な色をしています。

スポンサードサーチ

貧血とチアノーゼ

貧血の方では、チアノーゼは見られにくいとなっています。
これは、貧血ではもともとのヘモグロビン量が少ないため、脱酸素化したヘモグロビンの産生量が少ないことによるものです。

スポンサードサーチ

リハ実施の際にはチアノーゼに関してどんなことに注意すればよいか

呼吸リハビリテーションマニュアルでは、リハビリテーション中止の基準として、
・呼吸困難感:修正ボルグスケール7(とてもきつい)以上
・自覚症状:胸痛、動悸、疲労、めまい、ふらつき、チアノーゼ
・心拍数
年齢別最大心拍数の85%:(220−年齢)×0.85
*肺高血圧がある場合、70%になる:(220−年齢)×0.7
・呼吸数:毎分30回以上
・血圧:運動時収縮期血圧の下降、拡張期血圧の上昇
・SpO2:90%以下
を挙げています。

チアノーゼが生じる呼吸器疾患では、肺胞換気障害があり、COPDや肺気腫、慢性気管支炎などが挙げられます。
これらを基礎疾患として有している方では、皮膚状態を確認することを忘れずに、チアノーゼの有無を確認することが重要になります。

COPDなどでチアノーゼが出現しているのであれば、パルスオキシメーターで酸素飽和度を確認することが重要です。
このような換気不全状態では、CO2が肺に貯留することになり、換気需要は低い酸素刺激で維持されていることになります。
この状態ではその状態で酸素流入をすると、低い酸素刺激はなくなり、換気が低下してしまいます。
するとCO2は肺胞に貯留し(CO2ナルコーシス)、前途した脳症状が起こります。

呼吸器疾患のリスク管理やADL指導については以下の記事を参照してください。



呼吸療法認定士の資格を取りたい方は必見

呼吸療法認定士の資格勉強は隙間時間にするのがコツです。

呼吸療法認定士 eラーニング講座

スキマ時間勉強ならリハノメ

PTOTSTのためのセミナー動画が見られます。

各分野のスペシャリストが登壇しているので、最新の知見を学びながら臨床に即活かす事が可能です。

セミナーあるあるですが、、、メモ取りに夢中になり聞き逃してしまった。

なんてことはなくなります。何度でも見返す事が可能だからです。

高額なセミナー料+交通費、昼食代を支払うよりも、スキマ時間を見つけて勉強できる「リハノメ」を試してみるのも良いのではないかと思います。

臨床で差をつける人は皆隠れて努力していますよ。

長い期間で契約したほうが、月額が安くなります。

PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』

PTOTSTが今より給料を上げる具体的方法

転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

kazuya