股関節疾患では、術前や術後のレントゲン画像を確認することで、リスク管理や予後予測に役立てることができます。今回、リハのための股関節のレントゲン画像における骨や筋の各部位と作用についてまとめていきたいと思います。

line登録もよろしくお願いします

ブログには書けない裏話、更新通知、友だち限定情報などを配信(完全無料)!まずは友だち追加を♪ 友だち追加

リハのための股関節のレントゲン画像における骨や筋の各部位と作用について

スポンサードサーチ

股関節のレントゲンや股関節の働きについてのおすすめ記事

スポンサードサーチ

レントゲン画像における股関節の骨部位の確認

股関節のレントゲン画像を見る際には、骨の各部位と名称を把握しておく必要があります。
各骨には筋肉が付着し、その走行が筋の作用に影響するため、骨折における骨転移の影響を考えることに役立ちます。

股関節 レントゲン 骨部位

大腿骨転子間骨折の不安定型(Evans分類参照)では、小転子や大転子の骨折を伴っていると、それらに付着する筋肉の作用により骨片が転移する可能性があります。

Evans分類

出典:大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン (改訂第2版)を一部改変

スポンサードサーチ

レントゲン画像における股関節の筋肉の部位を確認(骨転移に影響しやすい部位を中心に)

小転子に付着する筋

腸腰筋の付着と走行、作用

腸腰筋の付着、走行

腸腰筋の作用

スポンサードサーチ

大転子に付着する筋

小臀筋、梨状筋、大腿方形筋(前方から)の付着と走行、作用

小臀筋、梨状筋、大腿方形筋の付着、走行

小臀筋、梨状筋、大腿方形筋の作用

中臀筋、大腿方形筋(後方から)

中臀筋、大腿方形筋の付着、走行

中臀筋、大腿方形筋の作用

スポンサードサーチ

不安定型骨折の場合に考えること

前途したEvans分類の不安定型骨折では、骨転移が見られます。
骨転移が生じると、骨片同士の重なり(接触面積)が骨折前と比較すると小さくなります。
接触面積が小さくなると、荷重した際にその部分にかかる圧力が大きくなり(分散されにくくなる)、荷重時痛に繋がることが考えられます。

小転子が転移(腸腰筋の影響)するような例では、腸腰筋が作用しにくくなることがあります。
腸腰筋は大腿骨頭を前方から抑え込むように股関節の安定性を高める働きがあります。
小転子転移例ではこの腸腰筋による股関節の安定性を高める作用を得られません。
このような動的安定化機構を使用できない場合、静的安定化機構に頼ることになります。
立位や歩行の荷重時には股関節屈曲、骨盤前傾位をとるようになります。

キャリアアップしたい!休日を多くしたい!給与を上げたい!バイトしたい!

 どちらもオススメ度☆☆☆☆☆ 【PTOT人材バンク】 PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】 登録することで非公開求人が確認できます!