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正常発達と口腔機能!口腔機能と手や口との協調性の視点から!

発達障害の支援において、正常の口腔機能を理解しておくことが重要になります。今回、正常発達と口腔機能について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

目次

 正常発達と口腔機能!口腔機能と手や口との協調性の視点から!

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文献

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スプーン摂食と口腔機能

食べ物の認識

通常、口に食べ物が入れられる時には、入る前に食べ物として確認される必要があります。
おししそうな音や匂いがあれば、食べ物として識別され、さらに食欲もそそられ、体が自然に前に出て唾液や胃液の分泌が促進されます。
食べ物の認識は食べるための準備を整えます。
準備ができるには、一定の覚醒状態の維持が必要になります。

口への運搬

食べる時には、スプーンが口に近づき、また口もスプーンを迎えに行きます。
スプーンが近づくにつれて口が食べ物の大きさに合わせて開かれます。
口に入ると下顎がゆっくり閉じ、上唇がスプーンの底をさらうようにして取り込まれます。
舌はそれまで歯列弓の後ろで待機し、舌顎の安定を助けます。

咀嚼

食べ物は舌の先端で臼歯に運ばれ、舌顎の上下、水平、回旋運動により噛み砕かれます。
咀嚼中、食べ物が歯槽と頬の間に行かないのは、頬が舌と協調して食べ物を臼歯の吻合面に押しているためです。
ゼリー・ペースト状のものでは、舌尖の側方運動が起こらずそのまま口蓋に押し付けられるような咀嚼になります。
咀嚼の中で唾液と合わさり、舌尖で口蓋に押し付けられ食塊が形成されます。
食塊形成には舌の安定と口唇の閉鎖、下顎の安定が必要になります。

嚥下

舌尖から舌を口蓋に押し付けていくことで食塊が口の奥に運ばれます。
食塊が咽頭部に来ると嚥下反射を起こし、これ以降では随意的なコントロールはできません。

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コップからの飲み方

水分の認識と姿勢

水分の認識がなされると、摂取時の姿勢に体幹や頭部の前傾が、食べ物の時よりもみられるようになります。
これは水分がこぼれるのを防ぐこともありますが、頭部、体幹を前傾させることで水分の取り込みや嚥下のコントロールが行いやすいためです。

口への運搬と下顎の調整

コップが口に近づくにつれ下顎はわずかに開きます。
唇は軽く開いたまま下唇でコップの下縁を受けて支えます。
舌は歯列弓の後ろで待機し、舌顎の安定を助けます。
下顎も下唇がコップに触れていることで安定性が増し、飲水の間、下顎を閉じずに下唇だけでコップを支えることが可能です。
コップを傾けて水分を口に入れる時に、上唇は水分の表面に広げられ、口に入る量が調整されます。

水分では咀嚼はない

水分では咀嚼は起こらず、必要量が口に入ると口唇が閉じ、舌尖が水分を口蓋に押し当てて水塊を形成します。
これには舌顎の安定性が必要になります。

水分と嚥下

嚥下では、重力の影響を受けてしまうため、舌でのコントロールが重要になります。
喉頭挙上により喉頭蓋が反転するために、舌骨上・舌筋がリラックスしている必要があります。
顔の一側への回旋はこの筋の緊張が非対称となり、喉頭蓋の動きが悪くなります。
そのため、顔が正面を向くことで、飲みやすくなります。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

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また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

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最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

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管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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