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リスク管理につながる!心臓リハビリテーションに必要な血液データの読み方

循環器疾患の対象者のリハビリを実施していく上では、そのリスク管理が非常に重要になってきます。今回、循環器疾患のリハビリテーションに必要な血液データの読み方をまとめていきたいと思います。

目次

循環器疾患のリハビリテーションに必要な血液データの読み方

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血液データから心臓の状態(重症度)を読み取る

BNP

BNPとは、心臓に負担がかかっている状態であるときに、心臓から分泌されるホルモンです。
BNPは心房圧、心室拡張期圧が高くなると上昇します。
BNPには血圧を低下させ、利尿を促し、心臓の肥大や線維化を抑えるというような働きがあります。
そのため、BNPの値が上昇しているということは、心臓にはそれなりの負担がかかっているということになります。

基準値は20pg/ml以下となっています。
40pg/ml以下であれば、直ちに治療が必要となる心不全の可能性は低いと判断されるようです。
BNPが100pg/ml以上であれば治療を必要とすることがあります。
500pg/ml以上で重症とされ、リスクが大大きくなるとされています。

NT-proBNP

NT-proBNPは、BNPと同じ遺伝子に由来しています。
しかし、その数値には大きな違いがあるため注意が必要です。

基準値は125pg/ml以下となっています。
400pg/ml以上であれば治療を必要とすることがあります。
NT-proBNPは、BNPよりも腎機能の影響を受けやすくなっています。
4000pg/ml以上で重症とされ、リスク大きくなるとされています。

数値だけではなく、今までの経過から読み解く

BNPやNT-proBNPは、その数値が今現在どうなっているかということだけではなく、今までの経過において、どのように数値が変化してきたかを読み解くことが重要になります。

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血液データから心腎連関について考える

心腎連関とは

心臓と腎臓には関係性があると言われており、例えば心臓の機能が低下すると腎臓の機能低下が起こり、またその逆も起こることがよくあります。
このような、心臓と腎臓の関係性を心腎連関と呼びます。

心腎連関はなぜ生じるのか

一つ目は、心臓の機能低下によって生じる生命の危機から脱するための機構が働くことによります。
心臓の機能低下が起こると、生命維持のために脳や心臓の血流量を保つために交感神経系、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系、バゾプレッシン系が働きます。
これらの働きによって、心臓では血圧維持や心収縮力↑、心拍数上昇などに貢献してくれるのですが、この働きが長期間に渡ると、逆に心臓への負担は高まり、腎臓などへの血流量が低下するとされています。

2つ目は、左心室の収縮力低下(拍出量低下)により腎臓血流量が低下することによるものです。
また、血圧が低い場合は、腎臓の血流量とは関係なく腎機能が低下することもあります。

3つ目は右心室(全身から血液が戻る)の機能低下により大静脈や腎静脈圧が高くなることによる腎機能の低下があります。
この場合、足の浮腫や腹水が確認されることが多くなります。

Cr:クレアチニン

クレアチニンは筋肉を動かすエネルギーとして利用(分解)してできる物質の一つで、腎臓からのみ排せつされます。
腎機能低下があると、クレアチニンの排せつが減少し、血清中にたまるために血清クレアチニン値は上昇します。
前途した心腎連関の話からすると、心機能の低下により腎臓の機能低下が起き、クレアチニン値が高値になることがあります。

基準値は男性0.65〜1.09㎎/dl、女性0.46〜0.82㎎/dlとされています。

BUN:尿素質素

BUNは、体内でエネルギーとして利用された、たんぱく質の老廃物です。
タンパク質分解に伴いアンモニアが作られますが、それを肝臓で尿素に変えて、腎臓から排出します。
前途した心腎連関の話からすると、心機能の低下により腎臓の機能低下が起き、尿素質素値が高値になることがあります。

基準値は8〜20㎎/dlとされています。

eGFR:糸球体濾過量

eGFRの値は、腎臓が尿を作る能力(腎臓にある糸球体がどれぐらい老廃物を濾過できるか)を表しています。
腎機能を見るにはクレアチニンの値で良いと思われていますが、高齢者では筋肉量が少ない事から分解されたクレアチニンの量も少なくなるため、クレアチニン値も低値になてしまうとがあります。
前途した心腎連関の話からすると、心機能の低下により腎臓の機能低下が起き、糸球体濾過量が低値になることがあります。

基準値は90以上とされています。



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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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