作業療法士などのリハビリテーション専門職に将来性はあるのかどうか。特に給与面が気になる方は多いと思います。今回、中堅作業療法士の年収について、本業収入や副業収入も含めて考えていきたいと思います。
目次
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作業療法士の平均年収をネット検索すると、おおよそ400万円台だとされています。
出典:医療従事者の需給に関する検討会第2回理学療法士・作業療法士需給分科会 参考資料
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よく同僚や後輩と給料の話になります。
それだけ、皆給料事情を知りたいですし、将来作業療法士や理学療法士を続けて行くことで生活ができるのかが心配になっているのを感じます。
ネット検索すると、中堅療法士の年収についてはあまり公開されていないことに気づきました。
次に作業療法士を目指す人のためにも、どの程度の稼ぎがあるのかを公開してみようと思った次第です。
あまり公開したくないのが本音なのですが。。。
というのもこのホームページを私が運営しているのを知っている方もいてるので。
私自身、作業療法士になって11年目になります。
精神科→リハビリテーションセンター(病院、老健、小児、障害者支援施設などを併設)→総合病院と、2回転職を行いました。
今現在役職はついていないので管理職手当はありません。
昨年度の本業の総支給額(税引前)はおおよそ500万円程度でした。
月々の手取り額は28-30万円程度になります。
総支給額なので、もちろん残業代(おおよそ月10-20時間)、ボーナス支給が含まれての額です。
2020年度の本業収入はおおよそ540万円程度でした。
総支給額なので、もちろん残業代(おおよそ月10-20時間)、ボーナス支給が含まれての額です。
私の場合、副業は4つあります。
・ホームページ、ブログ運営による広告収入
・非常勤での訪問リハビリ(訪問看護ステーションに勤務)
・アンケート回答による収入
・noteでの新人教育や学生指導用資料の販売
ホームページやブログ運営におけるおおよその収入は年額で12−15万円程度です。
ブログの記事作成にはそれなりに時間がかかりますし、空き時間を利用しながらの仕事になります。
訪問リハビリは、非常勤として訪問看護ステーションに勤務しており、いわゆるアルバイトになります。
私の場合は1人の方を月に8回程度訪問し、リハビリテーションを提供させてもらっています。
年額でおおよそ45-50万円程度になります。
アンケート回答による収入は、アンケートサイトに登録し、配布されるアンケートに答えるものです。
私の場合3-4サイトに登録しており、おおよそ月3000-5000円程度、年額で36000-50000円になります。
この作業もスキマ時間を利用することになります。
noteでのnoteでの新人教育や学生指導用資料の販売ですが、これは本当に最近始めたので収入源になるかどうかも分かりません。
自分の培ってきた知識や臨床技術を販売して収入を得るという方法になります。
興味ある方は一度ご覧になってください。
https://note.com/selfbodywork
・ホームページ、ブログ運営による広告収入
・非常勤での訪問リハビリ(訪問看護ステーションに勤務)
・アンケート回答による収入
・noteでの新人教育や学生指導用資料の販売
のうち、今年度はアンケート回答は辞めました。
理由としては、アンケート回答する時間を、You Tubeの動画作成に費やしたかったためです。
You Tubeのチャンネル登録もよろしくお願いします⇨https://bit.ly/37QHaWc
2020年度は、ホームページ、ブログ運営、アフィリエイト、noteでの販売による収入は、おおよそ18万円。
非常勤での訪問リハビリはおおよそ40万円。
合計すると、2020年度の合計収入は税引き前で約598万円でした。
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ここまでのことからも、年収600万円までの道のりはかなり厳しいものになっています。
管理職になりたくてもそのポストが空くと確約されている訳ではありませんし、同僚たちから一歩飛び出ることが必要になります。
独身時代はそれほど給与のことは考えていませんでしたが、結婚後は責任感が増し、給与のことを考える機会が多くなりました。
療法士の給与のみで家族を養うことは、正直なところ厳しいと言わざるを得ません。
ある施設に入職し、そこで定年まで働き続けているとして、そこでの給与は最大でどの程度まで持って行くことができるでしょうか。
私の場合、転職時に作業療法士がどうしても必要だということで、ある程度給与面は優遇してもらうことができました。
私のように転職をうまく利用することも給与アップの近道だと思います。
副収入を増やすための時間を確保するために、年間休日がどの程度取れるかを確認することも大切です。
転職体験記については以下の記事も参照してください。
PTOTSTと転職、副業!給与アップのために具体的に実践できること!
以下はオススメの転職サイトで、リハビリ業界では有名な紹介業者です。
そして、本業以外の副収入をいかに確保できるかもポイントになると思います。