カテゴリー

スキマ時間勉強なら「リハノメ」

リハビリテーション職種のための資産形成術

腹筋群の段階的機能評価!SahrmannのCore Stability Testを参考に!

対象者の腹筋群の機能評価を行う際に思い浮かぶのは、筋緊張評価やMMTがあります。その他の腹筋群の機能評価指標として、SahrmannのCore Stability Testがあります。今回、Core Stability Testを参考とした腹筋群の機能評価についてまとめていきたいと思います。

目次

腹筋群の機能評価!Core Stability Testを参考に!

スポンサードサーチ

Core Stabilityとは

Coreとは、体幹部の深層筋(骨盤底筋群・多裂筋・腹横筋・横隔膜)のことをさします。

体幹筋にはローカル・グローバルシステムがあり、
ローカルシステム(ローカルマッスル)としては
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
・横隔膜

グローバルシステムとしては
・腹直筋
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・脊柱起立筋
があります。

ローカルシステムは筋長が比較的短く、収縮により関節を安定させます。

グローバルシステムは大きな筋で、脊柱全体の運動を調節しています。

この2つのシステムが相互に作用することで、脊柱の分節的運動を生み出しています。

スポンサードサーチ

Core   stability    training (CST)とは

人間の体は、四肢の働きにより様々な活動を行うことができますが、その土台となる体幹(骨盤含む)の安定性が保証されていないと、力強く、スムーズで協調的な動きは行えません。

その土台を作っているのがコアと呼ばれる部分で、インナーマッスルなどと呼ばれることもあります。

体幹部のインナーマッスルとしては、内腹斜筋、腹横筋などが知られています。

コアがしっかりと働いていることで、人は何か物事を行う前から体の準備を行うことができ、これを予測的姿勢制御と呼んでいます。

腕を伸ばす前や足を振り出す前には前もって体幹の深部にあるコアが働くことで、私たちの体は安定して動作の遂行ができるようになっています。

コアスタビリティトレーニングは、そのような体幹部の安定性を向上させるトレーニングを行い、動きの安定やしなやかさを作るトレーニングになります。

スポンサードサーチ

Core Stability Testとは

SCST(sahrmann core stability test)の概要

Sahrmannが推奨する腹筋群の段階的評価です。

レベル1-5で負荷量が設定されています。

各段階において、検査実施中に腰部が床から浮いた場合、腰部安定性が低下疑われます。

つまり課題実施において、腰部が床から浮かずに課題遂行できる場合、Core(骨盤底筋群・多裂筋・腹横筋・横隔膜)がしっかりと働き関節を安定させていると言えます。

レベル1

開始肢位:
仰臥位(背臥位)。
ゆっくりと片方の脚を股関節屈曲の100°まで上げ、反対側の脚を同じ位置に上げる。

レベル2

開始肢位:
仰臥位(背臥位)。
股関節屈曲位から、踵部が地面に接触するまでゆっくりと1脚を下げ、膝を完全に伸ばして屈曲開始位置に戻す。

レベル3

開始肢位:
仰臥位(背臥位)。
股関節屈曲位から、踵部が地面から12cmの高さになるまで、片方の脚をゆっくりと下げ、脚をスライドさせて膝を完全に伸ばし、屈曲開始位置に戻す。

レベル4

開始肢位:
仰臥位(背臥位)。
股関節屈曲位から、踵部が地面に接触するまで両足をゆっくりと下げ、脚をスライドさせて膝を完全に伸ばし、屈曲開始位置に戻す。

レベル5

開始肢位:
仰臥位(背臥位)。
股関節屈曲位から、踵部が地面から12cmの高さになるまで
両足をゆっくりと下げ、脚をスライドさせて膝を完全に伸ばし、屈曲開始位置に戻す。

注意点

各レベルの課題遂行中は、呼吸を止めないようにしてください。

スポンサードサーチ

さらに詳しい解説を動画で確認

チャンネル登録よろしくお願いします⇨https://bit.ly/37QHaWc



呼吸療法認定士の資格を取りたい方は必見

呼吸療法認定士の資格勉強は隙間時間にするのがコツです。

呼吸療法認定士 eラーニング講座

スキマ時間勉強ならリハノメ

PTOTSTのためのセミナー動画が見られます。

各分野のスペシャリストが登壇しているので、最新の知見を学びながら臨床に即活かす事が可能です。

セミナーあるあるですが、、、メモ取りに夢中になり聞き逃してしまった。

なんてことはなくなります。何度でも見返す事が可能だからです。

高額なセミナー料+交通費、昼食代を支払うよりも、スキマ時間を見つけて勉強できる「リハノメ」を試してみるのも良いのではないかと思います。

臨床で差をつける人は皆隠れて努力していますよ。

長い期間で契約したほうが、月額が安くなります。

PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』

PTOTSTが今より給料を上げる具体的方法

転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

kazuya