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鎖骨骨折の日常生活における注意点-骨折を長引かせないための生活方法の工夫-

目次

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鎖骨骨折の概要

  • 全ての骨折のうち約1割りを占める(意外に多い)
  • スポーツ、交通事故などで転倒し受傷する
  • 多くは鎖骨の中央1/3の部位で生じる
  • 成人以上では肩側寄りの部位でも生じやすい
  • 骨折により近位骨片(身体の中央側)は上方、遠位骨片(片側)は下方にずれる
  • 鎖骨の変形や骨片が短縮する(重なる)
    ⇒肩幅が狭くなる、皮下出血や腫脹・疼痛、運動時痛の増強
  • X線やCT画像で確認する

鎖骨骨折の分類

  • Robinsonらによる分類
  • 予後の指標となる
  • 治療方針の決定の際によく用いられる

鎖骨骨折と日常生活上の注意点

骨折後早期、または術後早期から、生活の中で骨折した腕を使用すると、骨折部の骨がずれる(転位)可能性があります。

転位により痛みが増す、関節可動域制限が生じる等の不利益となることがあります。

医師の許可が出るまでは、骨折していない腕で日常生活を送ることが大切です。

三角巾やバンド固定を適切に行うことで、日常生活の動きで骨折部に負担をかけないようにすることが大切になります。

鎖骨骨折と日常生活(寝方)

医師の許可が出るまでは、就寝中に腕が動いて骨折部に負担がかからないように、バストバンドや三角巾で固定して寝ます。

骨折部を下にして寝ると、負担が大きくなったり、転位する可能性があります。そのため、骨折部を上にして横向け(側臥位)になります。

仰向け(背臥位) をとる場合、寝返りで骨折部が下にならないように、背中にクッションを挟む場合もあります。

鎖骨骨折と日常生活(入浴)

入浴時は、骨折部を固定しているバンドや三角巾は外します。

医師の許可が出れば入浴を実施します。

入浴中に腕を上げる動作は避ける必要があります。

手すりや浴槽の縁に手をつかないようにし、骨折側の手でタオルを持ち体を洗わないようにします。

届きにくい場所は介助を受けたり、長柄ブラシを用いる等で対応します。

鎖骨骨折と日常生活(着替え)

衣服の種類は、かぶりタイプよりも、前開きタイプの方が簡単に着脱しやすいと言えます。

その際、大きめの衣服を着ることで着脱がしやすくなります。

骨折側の腕から袖を通し(逆の手で袖を通しにいく)、逆の手の袖を通すの順番で行うことで着やすくなります。

脱ぐときは、逆の手順(骨折していない側から)で実施します。

ズボンは腰掛けて、骨折していない手で上げ下ろしを行います。

鎖骨骨折と日常生活(その他)

医師の許可が得られるまでは、重いものを持たない、担がないようにします。

医師の許可が得られるまでは、手をつけて体重をかけない事が大切です。

自動車運転は、バンド固定中については控えるようにします・

固定中に骨折部が転位すると、手術になる可能性が高まるためです。

医師の許可が得られれば運転を再開します。

自転車運転はハンドルを握る際に肩関節の運動が生じてしまうため、許可が得られるまでは行わないようにします。

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kazuya