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IADLの評価指標:FAI(Frenchay Activities Index)の概要と評価方法、結果の解釈

IADLの評価指標として、FAI(Frenchay Activities Index)があります。今回、FAI(Frenchay Activities Index)の概要と評価方法、結果の解釈についてまとめていきたいと思います。

目次

IADLの評価指標:FAI(Frenchay Activities Index)の概要と評価方法、結果の解釈

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FAI(Frenchay Activities Index)の概要

FAI(Frenchay Activities Index)は、日常生活における応用的な活動や社会生活における活動の中から15項目が評価対象となります。
活動頻度に応じて得点化(0~45点)されています。
FAI(Frenchay Activities Index)は、比較的心身機能が保たれた方が適応となります。
評価方法としては聴取または自己評価によって行われ、4段階評価(0~3点)となっています。

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FAI(Frenchay Activities Index)の評価方法

評価項目

最近の3か月間の状態(問1~問10)
【0:していない 1:週1回未満であるがしている 2:週1~2回程度している3:ほとんど毎日している】
1.食事の用意:実際に献立、準備、調理をすること
2.食事の片づけ:食器類を運び、洗い、拭き、しまう

【0:していない 1:月1回未満であるがしている 2:月1~3回程度している3:週1回以上している】
3.洗濯:手洗い、コインランドリーなど洗濯方法は問わないが、洗い乾かすこと
4.掃除や整頓:モップや掃除器を使った清掃、衣類や身の回りの整理・整頓など
5.力仕事:布団の上げ下ろし、雑巾で床を吹く、家具の移動や荷物の運搬など
6.買い物:品物の数や金額を問わないが、自分で選んだり購入したりすること
7.外出:映画、観劇、食事、酒飲み、会合などで出かけること
8.屋外歩行:散歩、買い物、外出などのために、少なくとも15分以上歩くこと
9.趣味:園芸、編物、スポーツなどを行う。テレビで見るだけでは趣味に含めない。自分で何かをすることが必要である
10.交通手段の利用:自転車、車、バス、電車、飛行機などを利用する

【0:していない 1:週1回未満であるがしている 2:月1~3回程度している3:少なくとも毎週している】
11.旅行:車、バス、電車、飛行機などに乗って楽しみのために両行をすること。出張など仕事のための旅行は含まない

【0:していない 1:ときどき、草抜き、芝刈り、水まき、庭掃除などをしている 2:定期的にしている 3:定期的にしている。必要があれば、掘り起こし、植え替えなどもしている】
12.庭仕事

【ていない 1:電球その他の部品の取り換え、ネジ止めなどとしている 2:ペンキ塗り、室内の模様替え、車の点検・洗車などとしている 3:家の修理や車の整備をしている】
13.家や車の手入れ

【0:していない 1:半年に1回程度読んでいる 2:月1回程度読んでいる3:月2回以上読んでいる】
14.読書:通常の本を対象とし、新聞、週刊誌、パンフレット類はこれに含まない

【0:していない 1:週に10時間未満働いている 2:週に10~30時間働いている3:週に30時間以上働いている】
15.勤労:常勤、非常勤、パートを問わないが、収入を得るもの。ボランティア活動は仕事に含めない

Holbrook. M. et al. :An Activities Index For Use with Stroke Patients. Age and Ageing.,12:116~170. 1983

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FAI(Frenchay Activities Index)の結果の解釈

この検査では合計点0点(非活動)~45点(活動的)となっています。
FAI(Frenchay Activities Index)の利用のメリットとしては、
・社会参加の活動状況が視覚的に見やすい
・社会参加状況の現状・効果の評価に利用しやすい
・一度の評価で、複数の活動傾向がつかみ易い
・健常生活と疾病後を比較しアセスメント材料に利用できる
・一定量の情報収集を職員間で均一化できる
などがあります。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

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また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

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ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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