カテゴリー

スキマ時間勉強なら「リハノメ」

リハビリテーション職種のための資産形成術

Categories: ADL更衣動作

脳卒中片麻痺者のかぶりシャツ動作のちょっとしたコツ!

脳卒中片麻痺者では、運動麻痺や筋緊張の問題などで、更衣動作がスムーズに行えない事があります。今回、脳卒中片麻痺者のかぶりシャツ動作のちょっとしたコツについてまとめていきたいと思います。

目次

脳卒中片麻痺者のかぶりシャツ動作のちょっとしたコツ!

スポンサードサーチ

更衣動作についてのおすすめ記事

スポンサードサーチ

更衣動作についてのおすすめ動画

スポンサードサーチ

脳卒中片麻痺者が更衣動作を行う際につまづきやすい箇所

脳卒中片麻痺者が、かぶりシャツを着る動作を行うときに、つまづきやすい箇所としては、

  • 袖に麻痺側上肢を通す
  • 頭部分を通して服を整える際に、衣服が肩にかかってしまう

の2点があります。

これらを行いにくくしている原因としては、運動麻痺、筋緊張、感覚障害、高次脳機能障害、新しい動作スキルとしての定着不足(方法や手順など)などが考えられます。

スポンサードサーチ

筋緊張の問題により、袖に麻痺側上肢を通しにくい場合のコツ

今回は、筋緊張の問題により、袖に麻痺側上肢を通しにくい場合のコツを学んでいきます。

麻痺側上肢の屈筋筋緊張が高いと、袖通しの際の邪魔になります。

この筋緊張を軽減させるには、

体幹を前傾させる

ことが有効になる場合があります。

体幹を前傾させ、肘を床に向かって垂らすようにすると、上肢屈筋の筋緊張は軽減されやすくなるため、袖通しが行いやすくなります。

この時、袖部分は両方股関節の間に垂らすように設置し、体幹前傾により筋緊張が軽減した状態の上肢を、袖穴に落とし込むことが動作のポイントであり、指導内容になります。

上肢の屈筋筋緊張が高まりやすい方で、上記のように動作が行えない場合、強引に袖通しをすることで肩甲帯が後退し、さらなる屈筋筋緊張亢進に繋がる場合があります。

ちなみに、袖通しに必要な麻痺側上肢機能としては、正中線を超えたクロス方向のリーチング能力、または麻痺側肩甲帯の前方突出・外転機能です。

これらの能力が獲得できていれば、上肢屈筋筋緊張を亢進させずに動作遂行できるようになります。

スポンサードサーチ

頭部分を通して服を整える際に、衣服が肩にかからないようにするコツ

かぶりシャツを着る際、頭部分を通した後、衣服が肩にかかってしまい、衣服を整えにくくなることがあります。

これを回避するには、頭部分を通すまでに、

  • 麻痺側肩まで衣服をかける

ことが必要です。

また頭を通すタイミングで、

  • 体幹を伸展させる

ことが必要です。

この2点を意識して動作を行うことで、衣服が肩に引っかからず、その後の衣服を整えることもスムーズになります。

脳卒中片麻痺者の方は、体幹機能の低下も伴って、姿勢が屈曲姿勢になりやすいため、衣服を頭に通した後に、肩から背中にかけて衣服が引っかかりやすい状態にあります。

これに対して、体幹をタイミングよく伸展させることで、衣服と体幹の間に適切な隙間ができるため、衣服を肩⇨背中⇨腰と引っ張りやすくなります。

セラピストの指導のポイントとしては、体幹の伸展のタイミングが速すぎても、遅すぎても引っ掛かりが生じやすくなるため、そのタイミングを口頭指示などにより促して、定着を図るようにします。



呼吸療法認定士の資格を取りたい方は必見

呼吸療法認定士の資格勉強は隙間時間にするのがコツです。

呼吸療法認定士 eラーニング講座

スキマ時間勉強ならリハノメ

PTOTSTのためのセミナー動画が見られます。

各分野のスペシャリストが登壇しているので、最新の知見を学びながら臨床に即活かす事が可能です。

セミナーあるあるですが、、、メモ取りに夢中になり聞き逃してしまった。

なんてことはなくなります。何度でも見返す事が可能だからです。

高額なセミナー料+交通費、昼食代を支払うよりも、スキマ時間を見つけて勉強できる「リハノメ」を試してみるのも良いのではないかと思います。

臨床で差をつける人は皆隠れて努力していますよ。

長い期間で契約したほうが、月額が安くなります。

PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』

PTOTSTが今より給料を上げる具体的方法

転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

kazuya