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Categories: 骨盤骨折

骨盤剥離骨折のリハビリテーション-部位別安静時・骨癒合後の運動や術後注意点-

目次

骨盤骨折についてのおすすめ記事

骨盤骨折の概要

骨盤骨折の原因としては、
 ・高エネルギー外傷
 ・脆弱性骨盤骨折
の2つがあります。

骨粗鬆症があると、転倒など軽い外傷でも骨折する可能性があります。

立位からの転倒や、それ以下の外力(歩行等)でも生じることもあります。

臀部痛や腰痛を主訴として来院し発覚するケースがあります。

X線検査では診断できず、CTやMRIで確認できる不顕性骨折の場合もあるため注意が必要です。

痛みが続く場合は、不顕性骨折の可能性があります。

骨盤骨折の分類

骨盤骨折の分類に「Watoson-Jones分類」があります。

•列離骨折(筋付着部の骨折)

 ○下前腸骨棘 ○上前腸骨棘 ○坐骨骨端部 ○腸骨骨端部

•骨盤輪単独骨折(安定骨折)

  ○恥骨枝骨折 ○腸骨骨折 ○恥骨結合捻挫・離開 ○仙腸関節亜脱臼

•骨盤輪複合骨折(恥骨の二重骨折、腸骨と恥骨の複合骨折:不安定骨折)

  ○両側恥骨上下枝骨折 ○片側恥骨上下枝骨折と恥骨結合離開

  ○恥骨結合の離開と仙腸関節の脱臼 ○恥骨結合の離開と腸骨骨折

  ○恥骨上下枝骨折と仙腸関節の脱臼 ○恥骨上下枝骨折と仙骨の縦骨折

•仙骨骨折

骨盤列離骨折の概要

骨盤列離骨折は、成長期のスポーツ外傷での骨折頻度が高いとされています。

上前腸骨棘、下前腸骨棘、坐骨結節の裂離骨折は骨端角の癒合前の13歳から17歳にかけて好発します。

上前腸骨棘には縫工筋、大腿筋膜張筋が付着しています。

下前腸骨棘には大腿直筋が付着しています。

坐骨結節にはハムストリングスが付着しています。

腸骨稜には内・外腹斜筋が付着しています。

骨盤列離骨折の治療と注意点

骨盤列離骨折のリハビリテーションを進める上で、注意しておきたいことがあります。

列離骨折による転位がない場合(もしくは転位が軽度な場合)、ベッド上安静(2-4週間)程度とされています。

この期間は、筋肉が弛緩する肢位をとる事が大切です。

早期に動く必要がある場合(スポーツ等)、手術による固定法が選択される場合があります。

安静により筋力低下や可動域制限が生じる場合があります。

これは、筋肉の拘縮や靭帯の問題による制限の可能性が高いと言えます。

骨折部は2週間頃から安定し始めるとされています。

骨盤列離骨折のリハビリテーション

安静期間

安静期間のリハビリテーションについて、部位別に考慮する点を説明します。

上前腸骨棘の骨折では、骨折側の股関節や膝関節以外の可動域と筋力の維持が求められます。

下前腸骨棘の骨折では、骨折側の股関節や膝関節以外の可動域と筋力の維持が求められます。

坐骨結節の骨折では、骨折側の股関節や膝関節以外の可動域と筋力の維持が求められます。

腸骨稜の骨折では、両膝や足関節の可動域と筋力の維持が求められます。

両側の股関節を大きく動かさないことがポイントになります。

骨癒合後

列離骨折に関わる筋や拘縮のある筋と靭帯のストレッチを行います。

手術をした場合

術後、痛みの軽減に応じて、状態を確認しながら運動を開始します。

さらに詳しい解説を動画で確認



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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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