• トップページ
  • プロフィール
  • お問い合わせ
  • 免責事項
  • 医療 介護 福祉 健康 まとめサイト
  • PTOTST学生のための学習塾
  • LINE友達登録
  • Google Ads API Usage
All Rights ReservedView Non-AMP Version
自分でできるボディワーク

カテゴリー

スキマ時間勉強なら「リハノメ」

リハビリテーション職種のための資産形成術

関連リンク

厚生労働省
一般社団法人 日本作業療法士協会
公益社団法人 日本理学療法士協会
一般社団法人 日本言語聴覚士協会
公益社団法人 日本医師会
公益社団法人 日本栄養士会
公益社団法人 日本看護協会
公益社団法人 日本リハビリテーション医学会
  • Homepage
  • 高次脳機能障害
Categories: 注意障害高次脳機能障害

注意障害の観察評価!BAADの概要と評価方法、結果の解釈!

注意障害の行動評価尺度として、BAAD(Behavioral Assessment of Attentional Disturbance)があります。今回、BAADの概要と評価方法、結果の解釈についてまとめていきたいと思います。

目次

注意障害の観察評価!BAADの概要と評価方法、結果の解釈!

注意障害を勉強したい方にオススメの書籍

前頭葉機能不全その先の戦略―Rusk通院プログラムと神経心理ピラミッド

posted with ヨメレバ

立神粧子,イェフーダ・ベンイーシャイ 医学書院 2010-11

Amazon
Kindle
楽天ブックス
楽天kobo

高次脳機能障害学第2版

posted with ヨメレバ

石合 純夫 医歯薬出版 2012-03-01

Amazon
Kindle
楽天ブックス
楽天kobo

前頭葉の謎を解く―心の宇宙〈1〉 (学術選書)

posted with ヨメレバ

船橋 新太郎 京都大学学術出版会 2005-12
Amazon
Kindle
楽天ブックス
楽天kobo

高次脳機能障害の作業療法

posted with ヨメレバ

鎌倉 矩子,本多 留美 三輪書店 2010-06-20
Amazon
Kindle
楽天ブックス
楽天kobo

よくわかる失語症と高次脳機能障害

posted with ヨメレバ

鹿島 晴雄 永井書店 2003-06
Amazon
Kindle
楽天ブックス
楽天kobo

高次脳機能において注意機能はどの段階にあるのか

高次脳機能を考えた場合に、注意機能はどのような立ち位置にあるかをまずは考えていきます。
神経ピラミッドによると、前頭葉機能を基本とした高次脳機能を、土台(底辺)から順に
①神経疲労
②抑制と発動性
③注意力と集中力
④情報処理
⑤記憶
⑥論理的思考力と遂行機能
⑦自己の気づき
という階層的に分けており、より上の階層が働くためには、その下の階層がしっかり働いている必要があるということを示しています。

これに対応する高次脳機能障害としては、
②無気力・脱抑制
③注意・集中力の低下
④情報の処理が遅い、正確に把握できない、脈絡なし、断片的
⑤記憶低下
⑥遂行機能低下
⑦病識欠如
などが挙げられます。

注意機能は主に4つに分類することができます。
①sustained attention
持続してあるいは繰り返して行われる活動の間、 一定の反応行動を持続させる能力。
注意の維持機能を指します。
②selectiveattention
妨害的、拮抗的刺激を抑制し、標的目標に注意を集中して、行動や認知プロセスを維持させる能力。
選択的注意機能を指します。
③alternating attention
異なった認知課題を交互に行う際、刺激あるいは情報処理プロセスへの注意をシフトさせる能力。
注意の転換機能を指します。
④dividedattention
同時に2つ以上の課題に注意を向ける能力。
注意の配分機能を指します。

BAAD(Behavioral Assessment of Attentional Disturbance)の概要と評価方法

BAADは6項目からなる注意障害の行動評価尺度です。
それぞれの問題行動の出現頻度をもとに、0~3の点数を合計点を算出(0~18点)します。
高点数となるほど注意障害が重症ということになります。

評価項目
1.活気がなく, ボーっとしている。
2.訓練中じっとしていられない, 多動で落ち着きがない。
3.訓練(動作)に集中できず, 容易に他のものに注意が逸れる。
4.動作のスピードが遅い。
5.同じことを2回以上指摘, 同じ誤りを2回以上犯す。
6.動作の安全性への配慮が不足, 安全確保ができていないのに動作を開始する。

評価点
0:全くみられない
1:時にみられる(観察される頻度としては1/2未満、観察されない方が多い)
2:しばしばみられる(観察される頻度としては1/2以上、観察される方が多い)
3:いつもみられる(毎日、毎回みられる)

*原則として、作業療法中の様子を作業療法士が観察評価を行います。
1回の観察場面だけではなく、1週間程度の観察を通して評価点をつけます。

妥当性と信頼性

◆Cronbach’s alfa coefficient:0.81
◆検者内信頼性(作業療法士が2回判定):級内相関係数 0.94(p=0.0001)
◆検者間信頼性(作業療法士と理学療法士の判定):級内相関係数 0.84(p=0.0001)
◆他の机上検査成績との相関係数 PASAT:─0.403(p=0.0001),TMT─A:0.465(p=0.0001) ◆Ponsfordらの行動評価尺度(RSAB)との相関係数 0.918(p=0.0001)

豊倉 穣「注意障害の臨床」高次脳機能研究 第28巻第3号

BAADの結果の解釈

合計点を算出(0~18点)し、高点数となるほど注意障害が重症ということになります。

BAADは、家族による評価者間の信頼性についても検討されています。

OT場面と家庭場面による評価合計点はほぼ一致し,級内相関係数も高値を示した.
つまりBAADは良好な検者間信頼性を有し,OT場面に限定せず家庭での行動観察からも注意障害に関して有用な情報が得られることを示唆している.

豊倉 穣他「家族が家庭で行った注意障害の行動観察評価-BAAD (Behavioral Assessment of Attentioal Disturbance)の有用性に関する検討-」Jpn J Rehabil MedVOL. 46 NO. 52009

BAADにより評価するものとして、

BAADは高次の複雑な情報処理に関連した機能ではなく,低次の注意機能を反映するものと考えられている.
高次の情報処理ほどその背景にある認知機能も複雑となり,行為や行動の観察から注意機能の関与を見極めるのに専門知識が必要となる.

豊倉 穣他「家族が家庭で行った注意障害の行動観察評価-BAAD (Behavioral Assessment of Attentioal Disturbance)の有用性に関する検討-」Jpn J Rehabil MedVOL. 46 NO. 52009

としています。

前頭葉障害に対するリハビリテーション

⇨遂行機能障害リハ(GMT、自己教示法、問題解決訓練、TPM)

高次脳機能障害でアウェアネスどう評価し、どう高めるか

⇨効果を高める!高次脳機能障害のリハビリテーション-アウェアネス(病識・認識メタ認知)をどう評価し、どう高めるか-

さらに詳しい解説を動画で確認

チャンネル登録よろしくお願いします⇨https://bit.ly/37QHaWc

注意障害に関するオススメ記事

  • 注意機能障害は歩行に影響する?注意機能と移動能力、転倒の関係を解説!
  • 注意機能と言語機能!注意障害はコミュニケーションにどう影響するか?
  • 注意障害に対するプリント課題素材集(ATP:Attention Process Trainingを参考に)
  • 注意障害に対するトランプを用いたアプローチ(APTを参考に)
  • 注意障害の評価と解釈、リハビリテーションの進め方

\ 最新情報をチェック /

kazuya

Next メンタルローテーション課題とリハビリへの臨床応用 »
Previous « 運動イメージの質問紙法による評価!KVIQの概要と評価方法、結果の解釈!
Share
Published by
kazuya
7年 ago

    Related Post

  • ADL訓練に行動分析的視点を取り入れる|「できない・うまくいかない」を「できる・している」に変える関わり

    はじめに ADL訓練をしている…

  • 作業療法とペグボード!注意障害に対するペグボードの難易度設定に注目して!

    注意障害に対しては、認知リハビ…

  • 上衣更衣がうまくいかない理由を評価する|片麻痺・失行・半側空間無視をADLで見るポイント

    上衣更衣は、「腕が上がるか」「…

  • 健忘、短期記憶、長期記憶?記憶障害に関係する用語の定義を整理する!

    記憶障害に関わる用語には様々な…

  • 立方体透視図模写課題は遂行機能(行為プランニング)評価が可能!評価方法と結果の解釈についての考え方!

    立方体透視図と言えば、評価でき…

  • 脳卒中ガイドライン(2015)と高次脳機能障害!評価と介護負担感の関係性!

    今回、脳卒中ガイドライン(20…

  • 脳卒中ガイドライン(2015)とエビデンスから見た失行へのアプローチ!

    今回、脳卒中ガイドライン(20…

Recent Posts

  • 認知症

認知症で怒りっぽい家族に疲れた時の対処法

はじめに 「もうこれ以上、耐え…

12時間 ago
  • ADL
  • 認知症

認知症者のADL練習で手続き記憶をどう評価するか-「覚える」ではなく「反復で動作が変わるか」を見る臨床実践-

はじめに 認知症がある患者さん…

3日 ago
  • ADL
  • 認知症

認知症者のADL練習は「覚える」より「再現しやすくする」|手続き記憶・環境・手順・手がかりを活かした生活動作支援

はじめに 認知症がある患者さん…

4日 ago
  • ADL
  • 認知症
  • 高次脳機能障害

ADL訓練に行動分析的視点を取り入れる|「できない・うまくいかない」を「できる・している」に変える関わり

はじめに ADL訓練をしている…

5日 ago
  • ADL
  • 脳卒中

ADLリハに認知リハの視点を取り入れる|高次脳機能障害の気づき・方略・般化支援

はじめに 「リハ室ではできるの…

6日 ago
  • ADL

ADL訓練は「できた」で終わらせない|運動学習の視点で生活に再現できる練習を組み立てる

はじめに リハビリ室ではできる…

1週間 ago
All Rights ReservedView Non-AMP Version