カテゴリー

スキマ時間勉強なら「リハノメ」

リハビリテーション職種のための資産形成術

痛覚変調性疼痛のリハビリテーション-主にCRPSへの対応やアプローチを中心に-

痛覚変調性疼痛のリハビリテーションとして、主にCRPSへの対応を中心にまとめています。

目次

痛覚変調性疼痛のリハビリテーション-主にCRPSへの対応を中心に-

疼痛についてのおすすめ記事

疼痛の分類

  • 急性疼痛と慢性疼痛
  • 急性疼痛は生体への警告信号として働く生理的な痛み
  • 慢性疼痛は治療に要すると期待される期間の枠を超えて持続する痛み
  • 慢性疼痛は急性疼痛を繰り返す慢性疼痛と難治性慢性疼痛に分類される
  • 痛みの発生源により侵害受容性、神経障害性、痛覚変調性に分類される

感覚変調性疼痛とは

  • 神経受容性疼痛(組織損傷を引き起こす機械刺激や熱刺激、炎症反応で産生された化学物質により末梢神経の侵害受容器が刺激され生じる痛み)や神経障害性疼痛(体性感覚神経(中枢や末梢)の変性、断裂、損傷、虚血等により生じる)でも無いのに生じる疼痛
  • 痛覚の可塑的変化により知覚異常や知覚過敏が生じる(第3の疼痛と呼ばれる)
  • 複合性局所疼痛症候群(CRPS)Ⅰ型、繊維筋痛症など * CRPSⅡ型は神経損傷を伴うもの

複合性局所疼痛症候群(CRPS)Ⅰ型

  • 橈骨遠位端骨折後に発症する事が多い ・神経障害性疼痛様の症状 ・解剖学的な神経支配に一致しない(他部位に広がる) ・光沢を伴う浮腫 ・皮膚温や色調変化 ・皮膚や骨の萎縮性変化 ・触覚低下 など
  • 肩手症候群は脳卒中後に患側上肢に見られるCRPS type1であり、発赤、腫脹、発汗過多等自律神経機能の異常がみられ、後に局所循環障害に起因する皮膚の菲薄化、脱毛、拘縮等の組織萎縮所見も顕著となる
  • X線写真では骨粗鬆症の所見がみられる
  • 疼痛は難治性で強い灼熱感や、痛覚刺激でない触覚や温覚刺激で激痛が生じる異痛症(アロディニア)が特徴的

複合性局所疼痛症候群(CRPS)Ⅰ型にどう対応するか

  • 痛みに合わせた自動運動
  • 光沢のある浮腫 ・交代浴
  • ミラーセラピー
  • Graded motor imagery ・左右判別:疼痛を伴う部位の左or右の画像を識別する ・運動イメージ ・ミラーセラピー
  • Stress loading program ・荷重や牽引を加える(腕全体→手のひら(軽い圧)→手のひら(強い圧))

交代浴

  • 2つの容器が必要(治療したい部分まで浸すことができる大きさ) ①快適な高さに容器を置く ②約38〜41℃の温水を入れ、別の容器には約13〜18℃の水を入れる ③4分間腕を肘まで温水に浸し、その間、指を開いたり、閉じたりさせる抵抗を加えるためにスポンジを使うことも可 ④同じことを1分間水の中で行う *温水と水を交互に4分間、1分間行い、全部で14〜19分行い温水で終わる 温水4分→冷水1分→温水4分→冷水1分→温水4分→(冷水1分)→(温水4分) *手を浸した後に手が熱を持ったり、浮腫がひどくなった場合、指が冷たくて蒼白になった場合、痛みがひどくなった場合などは、交代浴を続けるべきではない



呼吸療法認定士の資格を取りたい方は必見

呼吸療法認定士の資格勉強は隙間時間にするのがコツです。

呼吸療法認定士 eラーニング講座

スキマ時間勉強ならリハノメ

PTOTSTのためのセミナー動画が見られます。

各分野のスペシャリストが登壇しているので、最新の知見を学びながら臨床に即活かす事が可能です。

セミナーあるあるですが、、、メモ取りに夢中になり聞き逃してしまった。

なんてことはなくなります。何度でも見返す事が可能だからです。

高額なセミナー料+交通費、昼食代を支払うよりも、スキマ時間を見つけて勉強できる「リハノメ」を試してみるのも良いのではないかと思います。

臨床で差をつける人は皆隠れて努力していますよ。

長い期間で契約したほうが、月額が安くなります。

PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』

PTOTSTが今より給料を上げる具体的方法

転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

kazuya