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肩関節前方脱臼のリハビリテーションの進め方-可動域運動、筋力トレーニング、動作指導-

肩関節前方脱臼のリハビリテーションの進め方として、可動域運動、筋力トレーニング、動作指導についてまとめていきたいと思います。

目次

肩関節前方脱臼のリハビリテーションの進め方-可動域運動、筋力トレーニング、動作指導-

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肩関節脱臼の概要(発生原因と病態、症状)

肩関節脱臼の概要と発生原因

  • 肩は脱臼しやすい
  • 外傷性肩関節脱臼のほとんどは前方脱臼
  • 反復性脱臼は初めて脱臼した年齢が若いほどなりやすい
  • 前方脱臼は外転・外旋・水平伸展強制
    後方から前方への直接的な外力 が加わり生じる
  • ¾が外転・外旋・水平伸展強制によるもの

肩関節脱臼の病態

  • Bankart病変
    ・関節唇と関節包が剥離して骨膜より断裂する(内下方に変位)
    ・前下関節上腕靭帯の緊張低下
    ・関節窩の骨折を伴うパターンあり
  • Hill-sachs病変
    ・上腕骨頭後上方に骨欠損がある
    ・脱臼整復時に関節窩への衝突で生じている可能性
    ・病変が大きいと再脱臼のリスク高い
  • HAGL病変
    ・前下関節上腕靭帯が上腕骨より剥離する
  • 腋窩神経麻痺に注意が必要

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肩関節脱臼のリハビリテーションの進め方

保存療法と手術療法

  • 手術療法の方が再脱臼率が低い
  • 関節鏡を使用したBankart修復術が多くなっている
  • 腱板疎部の縫合術を行うと、スポーツ復帰の際の再脱臼率が低下すると言われている

固定期間

  • 固定方法
    ・内旋固定(三角巾、バストバンド)
    ・外旋固定
    ・固定期間は1-3週程度
    ・外旋固定の方が有効?

保存療法におけるリハビリテーションの流れ

  • 固定期間(1-3週)
    ・鎮痛消炎(患部のアイシング)
    ・患部外トレーニング(肩以外:肘、手、肩甲帯)
  • 固定除去(4-8週)
    ・脱臼肢位に注意:外転、外旋、水平伸展
    ⇒寝返り、後ろのものを取るなどは注意
    ・鎮痛消炎(患部のアイシング)
    ・関節可動域運動(自動介助)
    ・三角筋、ローテーターカフの等尺性収縮運動
    ・7週以降で肩甲骨のスタビリティを高める
  • 積極的な運動(9週以降)
    ・可動域拡大
    ・ローテーターカフの抵抗運動
    ・さらに肩甲骨のスタビリティを高める

手術療法におけるリハビリテーションの流れ

  • 固定期間(-3週)
    ・鎮痛消炎(患部のアイシング)
    ・他動→自動介助での関節可動域運動
    ・三角筋、ローテーターカフの等尺性収縮運動(外旋運動肢位と運動範囲を確認)
    ・肩甲骨運動
  • 固定除去(4-8週)
    ・脱臼肢位に注意:外転、外旋、水平伸展⇒寝返り、後ろのものを取るなどは注意
    ・自動介助→自動での関節可動域運動
    ・ローテーターカフの自動運動→抵抗運動(外旋運動肢位と運動範囲を確認)
    ・7週以降で肩甲骨のスタビリティを高める
  • 積極的な運動(9週以降)
    ・可動域拡大
    ・ローテーターカフの抵抗運動
    ・さらに肩甲骨のスタビリティを高める


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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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