カテゴリー

スキマ時間勉強なら「リハノメ」

リハビリテーション職種のための資産形成術

Categories: 圧迫骨折

【疑問を解決】脊椎圧迫(破裂)骨折の痛みをなんとかしたい-痛み止めの種類、適切な使い方、他治療(温熱療法など)-

目次

脊椎圧迫骨折についてのおすすめ記事

さらに詳しい解説を聞きたい方はYou tubeでご覧ください

脊椎圧迫骨折とは

脊椎圧迫骨折は高齢者における3大骨折のうちの一つとされています。

3大骨折には以下のものがあります。

 ・橈骨遠位端骨折
 ・大腿骨近位部(頚部、転子部)骨折
 ・脊椎椎体骨折(圧迫骨折)

これらの背景には骨粗鬆症があり、脊椎圧迫骨折は転倒などで尻餅をついたりすることで発症しやすい骨折です。

脊椎圧迫骨折は胸椎と腰椎の移行部に多く、受傷機転がはっきりしない場合もあるとされています。

主な症状は骨折部の痛みで、多発性(脊椎のさまざまな箇所に骨折がある状態)の場合、円背や低身長化が生じるとされています。

重症の場合、神経症状を伴う場合や痺れや運動麻痺が生じる可能性もあるため注意が必要です。

脊椎圧迫骨折と痛み

脊椎圧迫骨折の痛みはいつまで続くのかということは、骨折した方が悩みやすい問題でもあります。

骨折後、急性期ではコルセット着用により離床許可が得られますが、痛みの程度は様々で、強い痛みがある場合は離床に繋がりにくい場合があります。

脊椎圧迫骨折の痛みはいつまで続くのか

脊椎圧迫骨折による痛みの継続期間は個人差があるとされています。

骨折の重症度、骨折箇所、治療法、年齢、健康状態などによって異なることが指摘されています。

一般的に、軽度の脊椎圧迫骨折の場合は、2週間から6週間程度で痛みが軽減することが多いとされています。

重度の骨折の場合は、数ヶ月以上痛みが続くことがあります。

手術による治療を受けた場合、痛みの緩和が早く、痛みが続く期間が短くなる傾向にあります。

脊椎圧迫骨折の痛みが続きやすい特徴

脊椎圧迫骨折で痛みが続きやすいかたの特徴には、いくつかのパターンがあるとされています。

骨折の重症度が高いと、神経や脊髄を圧迫している場合もあり、痛みが残る可能性が高いとされています。

骨折の治療が長引く場合も痛みが残りやすく、その背景には糖尿病や骨粗鬆症、心臓病などの基礎疾患があります。

高齢者は、骨がもろくなっているため、骨折の治癒が遅く、痛みが残りやすい傾向にあります。

過去に脊椎圧迫骨折がある場合、痛みが残りやすい傾向にあります。

骨折の治癒後、十分なリハビリテーションや運動が行われない場合、筋肉や関節の衰弱が進み、痛みが残りやすい事があります。

複数の圧迫骨折がある場合の痛み

複数の圧迫骨折がある場合、痛みの程度は重くなる可能性があります。

骨折が複数ある場合は、痛みが生じる範囲も広くなり、痛みが重くなることがあります。

複数の圧迫骨折が生じた場合、骨折箇所やその周囲の損傷が複雑になるため、治療が困難になることがあります。

複数の骨折に対しては、手術が必要になることもあり、注意が必要です。

手術による治療には、痛みの緩和や骨折の治癒を促す効果がありますが、手術後にも痛みが生じる場合もあります。

圧迫骨折と痛みの治療(薬物療法)

薬物療法は、脊椎圧迫骨折による痛みを軽減することに役立ちます。

薬物療法の種類としては、以下のようなものがあります。

 ・痛み止めの使用(経口摂取、点滴、注射)
 ・湿布薬の使用

痛み止めの服用は定期や頓服的使用があり、医師と相談しながら使用頻度や服用方法を決めていくことが必要です。

骨粗鬆症治療薬(エルシトニン製剤)が疼痛緩和作用を目的に使用される場合があります。

痛みが強い場合、オピオイド製剤(モルヒネと構造的に類似した、物質や構造は異なるが薬理作用が類似する合成化合物)が使用される場合があります。

圧迫骨折と痛みの治療(薬物療法)

温熱療法とは、いわゆるホットパックなどの使用のことをさします。

背中の筋肉が強く緊張し、それによる痛みが出ている場合、ホットパック等を用いて患部を温めることは有効と言えます。

温熱療法の効果としては、以下のようなものがあると言われています。

 ・疼痛緩和
 ・軟組織柔軟性向上
 ・血行の改善
 ・代謝亢進
 ・浮腫軽減
 ・リラックス効果

痛みの強い急性期、悪性腫瘍、血圧異常、心疾患、皮膚疾患部位、重篤な循環器の障害、妊娠中、感覚障害、出血傾向のある部位には用いないということも覚えておいてください。



呼吸療法認定士の資格を取りたい方は必見

呼吸療法認定士の資格勉強は隙間時間にするのがコツです。

呼吸療法認定士 eラーニング講座

スキマ時間勉強ならリハノメ

PTOTSTのためのセミナー動画が見られます。

各分野のスペシャリストが登壇しているので、最新の知見を学びながら臨床に即活かす事が可能です。

セミナーあるあるですが、、、メモ取りに夢中になり聞き逃してしまった。

なんてことはなくなります。何度でも見返す事が可能だからです。

高額なセミナー料+交通費、昼食代を支払うよりも、スキマ時間を見つけて勉強できる「リハノメ」を試してみるのも良いのではないかと思います。

臨床で差をつける人は皆隠れて努力していますよ。

長い期間で契約したほうが、月額が安くなります。

PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』

PTOTSTが今より給料を上げる具体的方法

転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】

kazuya