脊椎圧迫骨折と神経症状につながる偽関節、手術療法としてのBKPについてまとめています。

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目次

圧迫骨折についてのおすすめ記事

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圧迫骨折と偽関節

  • 偽関節は、骨がくっついていない(骨癒合していない)状態
  • 骨がスカスカな状態でその部分が動く ⇨神経圧迫により痛みが生じる
  • 骨癒合期間中に体幹伸展(背中を反る動き)の強制により、骨折部が離解して椎体内に隙間ができ、骨片の異常な動きが生じる ⇨偽関節のような状態になる

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圧迫骨折における偽関節の治療

  • 骨癒合を促す注射(PTH製剤)を行う ⇨骨形成を促進させる薬物療法
  • コルセット(硬性)を使用(1-2ヶ月程度で状態変化を確認)
  • 上記で治療効果が得られない場合手術療法 ・BKP ・椎体置換術

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圧迫骨折における偽関節の手術療法( BKP )

  • BKP(Baloon Kypoplasty:経皮的椎体形成術) ・背骨を固めて痛みを止めるもの
①潰れた椎体の中に丈夫な風船を入れ、骨の中で風船を膨らませ、潰れを直す ②骨の中に空洞をつくる ③穴の中に骨セメントを充填し、骨の内側からグラグラした骨を固める
  • 全身麻酔で行う
  • 手術時間が短く(1時間程度)、出血量も少ない
  • 手術翌日から歩行可能
  • 骨セメントの漏出や前方移動による不安定性が生じる場合がある
  • 骨粗鬆症により、術部の隣接椎体の骨折の可能性がある
  • 上記リスクを避けるために、数ヶ月のコルセット着用や、 PTH製剤(骨形成を促進させる薬物療法)を行う必要がある
  • BKPが適応でない場合 ・破裂骨折の場合(骨セメント注入により神経症状が生じる) ・椎体後壁(背中側)損傷により空洞がある ・圧潰により骨セメントの注入ができない


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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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