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Categories: 圧迫骨折

脊椎圧迫(破裂)骨折で超重要なコルセットの話-コルセットの種類と使い分け・装着期間、回復を妨げない使用方法-

目次

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脊椎圧迫骨折とは

脊椎圧迫骨折は高齢者における3大骨折のうちの一つとされています。

3大骨折には以下のものがあります。

 ・橈骨遠位端骨折
 ・大腿骨近位部(頚部、転子部)骨折
 ・脊椎椎体骨折(圧迫骨折)

これらの背景には骨粗鬆症があり、脊椎圧迫骨折は転倒などで尻餅をついたりすることで発症しやすい骨折です。

脊椎圧迫骨折は胸椎と腰椎の移行部に多く、受傷機転がはっきりしない場合もあるとされています。

主な症状は骨折部の痛みで、多発性(脊椎のさまざまな箇所に骨折がある状態)の場合、円背や低身長化が生じるとされています。

重症の場合、神経症状を伴う場合や痺れや運動麻痺が生じる可能性もあるため注意が必要です。

脊椎圧迫骨折とコルセットの役割

脊椎圧迫骨折ではギプスもしくはコルセットによる外固定が行われます。

この外固定により、圧潰を最小限に防ぐことを期待します。

圧潰とは、脊椎(背骨の骨)が圧力を掛けられて潰れることです。

圧潰が進むと痛みが長引いてしまったり、最悪の場合、脊髄神経に問題が生じて痺れや運動麻痺が生じてしまうこともあります。

完全に骨癒合が得られるまで圧潰は進むため注意が必要と言えます。

コルセットやギプスで固定することにより、体を曲げることや背中を過度に反らす事が制限されます。

そのため、コルセットはしっかりと巻き、体と密着しているかを動く前に確認事が必要です。

これは、自分の体を守るためであり、しっかりと巻く必要があります。

コルセットの違い

上図を見るとわかりますが、一口にコルセットと言っても、さまざまな種類があることがわかります。

脊椎圧迫骨折の治療において、このコルセットなら「大丈夫」といったエビデンスのあるものは実はありません。

軟性コルセット、硬性コルセットでの偽関節や椎体変形発生率は変わらないという報告もあります。

ただし、硬性コルセットが一番安定感があるのは確かで、腰を守るという意味では安心感は得られるのではないかと思われます。

コルセットの剪定に関しては、患者様の状態に応じて医師が判断することになります。

コルセットの着用期間

外固定期間は主治医の考えにより異なります。

ギプス固定が行われる場合、1ヶ月後のX線やCTの結果により骨癒合の促進、痛みの軽減がみられると硬性装具に変更することが多いとされています。

治療後2ヶ月後に圧潰の進行が止まっていれば、硬性装具から軟性装具への変更が行われる事がありますが、不安定性があれば装着期間が延長されることもあります。

硬性装具が初めに行われる場合、治療開始後1ヶ月、2ヶ月の画像診断の結果により圧潰の進行が止まっていれば軟性装具へ変更される事があります。

軟性装具が初めに行われる場合、骨癒合や圧潰の状況や疼痛の程度により装着期間が決まります。
基本は2ヶ月間装着が行われる事が多いです。

骨癒合不全や疼痛が軽減しない場合、治療後2ヶ月以降も外固定を行う場合があります。



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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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