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脊椎圧迫骨折は高齢者における3大骨折のうちの一つとされています。
3大骨折には以下のものがあります。
・橈骨遠位端骨折
・大腿骨近位部(頚部、転子部)骨折
・脊椎椎体骨折(圧迫骨折)
これらの背景には骨粗鬆症があり、脊椎圧迫骨折は転倒などで尻餅をついたりすることで発症しやすい骨折です。
脊椎圧迫骨折は胸椎と腰椎の移行部に多く、受傷機転がはっきりしない場合もあるとされています。
主な症状は骨折部の痛みで、多発性(脊椎のさまざまな箇所に骨折がある状態)の場合、円背や低身長化が生じるとされています。
重症の場合、神経症状を伴う場合や痺れや運動麻痺が生じる可能性もあるため注意が必要です。
脊椎圧迫(破裂)骨折では、過度の安静を取ることによって、体力や筋力低下につながる事があり、避けるべきことの一つになります。
しかしながら、受傷後すぐの痛みの強い時期は、安静による痛みの軽減が図られる場合が多いとも言えます。
過度の安静が身体・心理的にどのような影響を与えるかを、セラピスト・患者が共に知ることが必要です。
痛みへの恐怖心は、活動性向上の妨げになる事を知ることが重要になります。
多少の痛みがあっても、運動や活動ができる事を経験し、活動することの重要性の理解を深めるようにしていく事が必要になります。
脊椎圧迫(破裂)骨折では、骨折部への負担をかける動作を避ける事が必要不可欠です。
目安としては、受傷後約3ヶ月程度の期間は負担をかける動作を行わないよう徹底する事が必要になります。
受傷後、おおよそ3ヶ月程度で骨癒合は得られる可能性が高いと言われています(個人差があることに注意)。
骨折部に負担をかける動作としては、以下のようなものがあります。
・重量物を持つ
・重量物を持ち上げる
・かがんだ状態での動作
これらのような、負担をかける動作の再開時期については医師と相談が必要になります。
上図を見てもらとわかると思いますが、例えば床の上にある荷物を持ち上げたり、その荷物を運ぶような動きは、骨折部に負担をかけてしまいます。
孫を抱っこしたり、高い高いするような動きも、腰への負担を強めてしまう事があります。
農作業やガーデニングなど、腰をかがめて動作を行うような作業も骨折部への負担を高める事が予想されます。
これらの動作も、再開時期については医師に確認するようにしてください。