脊椎圧迫骨折の評価として、叩打痛検査の目的と意義、実施方法とリハビリに活かす結果の解釈について解説しています。
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圧迫骨折と骨癒合
- 骨折後2〜3週間で圧潰期間はピークを迎える
- 6週を超えると変形の進みが緩やかになる
- 8週頃には骨折部が安定する
- 骨癒合には個人差があり、骨癒合に得られる期間はそれぞれ異なる
圧迫骨折で叩打(こうだ)痛検査をする理由
- 圧迫骨折があるかを確認する
- どの椎体に圧迫骨折が生じているかを確認する
- 骨癒合の状態を確認する(大まかに)
- 叩打痛検査
・棘突起を介して骨折部に刺激を与え、その痛みの有無や痛みの放散状況を確認する
・骨癒合進行によりテストによる痛みは軽減してくる
⇨受傷後の期間が経過しても、テストでの痛みがある場合、骨癒合が不十分な可能性がある
⇨日常生活での禁忌動作防止の徹底やリハビリでの動作に注意
叩打(こうだ)痛検査の実施方法
①うつ伏せ(腹臥位)になる
※座位や立位、脊椎屈曲状態では行わない
⇨骨折部が安定してしまい検査結果に影響が生じる
②棘突起を触診し、示指と中指で真上から触れる(横向きに)
③握り拳を作り、示・中指の上から棘突起に叩打する
※真下(腹部)に向けて押し込むように行う
- 疼痛は腰背部に放散するパターンが多い
- 腹側部や臀部、下肢に放散する事もある