コロナ禍による「マスク頭痛」の原因と自分でできる対処法(緊張性頭痛に対して)
コロナ禍によりマスク装着時間が増えています。その弊害で、マスク頭痛に悩まされている方も多いかと思います。今回、コロナ禍による「マスク頭痛」の原因と自分でできる対処法(緊張性頭痛に対して)についてまとめていきたいと思います。
目次
コロナ禍による「マスク頭痛」の原因と自分でできる対処法(緊張性頭痛に対して)
マスク頭痛の原因

マスク頭痛の原因については、以下のように説明がされています。
マスクをしている間は、耳かけのゴムで両耳が固定されています。
すると、徐々にこめかみの筋肉(側頭筋:そくとうきん)に負荷がかかり、さらにあごの筋肉(咬筋:こうきん)にも負担が及び、最終的には頭蓋骨にくっついた胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という、首のほぼ中央にある大きな筋肉に強い負担がかかるようになります。
そのうえ、マスクをしていることで表情を気にしなくなり、表情筋も使わなくなりがちに。表情筋を使わないことによる凝りも、胸鎖乳突筋の負担になります。
こうして、いわゆる「スマホ首」と同様の強い首コリが引き起こされてしまい、それが原因で緊張型頭痛が起きてしまうのです。
すなわち、長時間のマスク使用により頭から首にかけての筋肉が緊張し、それが強いコリとなって頭痛を引き起こしているというわけです。
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「マスク頭痛」の原因と自分でできる対処法
側頭筋の特徴

- 側頭筋は側頭骨の側頭面全体に付着するします。
- 側頭筋膜の内面からはじまり、下顎骨の下顎枝につきます。
- 側頭筋の作用は下顎を上に挙げ、下顎を後方に引きます。
- 咬筋と同様に咀嚼に関与します。
- 歯ぎしりがある、口の片方で食べ物を噛む癖がある、歯を噛みしめる癖がある場合、側頭筋に過緊張や硬さの原因になります。
- 側頭筋に過緊張や硬さが見られると、前頭部や側頭部の痛みの原因となります。
- 上歯の痛みと知覚過敏、上歯茎の痛みにも関与します。
- 食べ物を噛んだ時に上歯や顎に痛みがある場合は側頭筋に問題がある可能性が高いです。
- 場合によっては歯の噛み合わせが悪いように感じることもあります。
- 咬筋や胸鎖乳突筋は側頭筋との関連性が高く、どれかの筋が緊張していると他の筋にも影響することがあります。
側頭筋のほぐし方、緩め方

①口を閉じる
②側頭筋に押圧を加え、頭頂部へ引き寄せ保持 する
③口を開く
の順序で緊張を緩めていきます。
咬筋の特徴

- 咬筋は浅部は、頬骨弓の前部から中部より、深部は、頬骨弓の中部から後部、側頭骨よりはじまり、下顎枝、下顎角の外面につきます。
- 咬筋は顎関節のに関与している筋肉で、噛む力を生み出します。
- 咬筋の触診は歯を噛み合わせた際に耳たぶの前の咬筋の収縮を感じられます。
咬筋のほぐし方、緩め方

咬筋のストレッチには強い痛みを伴うことが考えられるためゆっくりと行います。
痛みをとるために必要な痛みなので、多少我慢しながらストレッチを行う必要があります。
①口を閉じ、歯を噛み合わせる
②咬筋に押圧を加え、頭頂部の方向へ引き寄せ保持する
③口を開ける
の順序で緊張を緩めていきます。
胸鎖乳突筋とは

耳の後ろ側にある骨(乳様突起)から鎖骨、胸骨についています。
それぞれの筋の走行により胸骨頭、鎖骨頭と名称があります。
胸鎖乳突筋の左右両方が収縮すると顎を軽く上に上げつつ後頭を前方に引く動きになり、 片方だけが収縮すると頭を反対側に回し、かつ傾けます。
また頭を固定している時には、呼気筋として作用します。
胸鎖乳突筋のほぐし方、緩め方

右胸鎖乳突筋の場合
①首を右横に倒し、そのまま頭を左へ回します。
すると胸鎖乳突筋が浮かび上がります。
②胸鎖乳突筋に対し圧を加え、鎖骨方向に引っ張り、首を反対側(左)に倒します。
ポイントとしては、胸鎖乳突筋を浮かび上がらせるときは、首を横に倒して頭を反対側に回す動きをしっかり行うと触りやすくなります。
耳の後ろの部分から鎖骨、胸骨の部分まで、指の位置を変えながら全体的に行います。
肩こりや疲れ目、頭痛に悩んでいる場合以下の記事も参照してください。


