今年行われたケアマネージャー実務研修受講試験を受験し、合格することができました。実際にケアマネージャーの資格を取るためには、そこから研修を経る必要があるので、まだ先の道のりにはなります。今回は、合格に向けて、自分が行ってきた勉強法をを紹介していきたいと思います。
目次
ケアマネージャー実務研修受講試験、合格のための勉強法
合格基準について
第19回(2016年度)
介護支援分野 13/25点
保健医療福祉サービス分野 22/35点
となっており、各分野ごとに正答率70%を基準とし、問題の難易度で補正しているようです。なお、私の得点(自己採点)では、
介護支援分野 17/25点
保健医療福祉サービス分野 30/35点でした。
和歌山県では1222人が受験し、合格者数119人、合格率は9.7%となっています。全国平均では13%前半のようで、どうも年々合格率が下がっているようです。
参考にした勉強方法
『東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』という書籍があるのですが、そのことを書いた記事が目に止まり、この方法を元に勉強しようと思いました。
記事の中で1回目から3回目までは土台作り、4回目から5回目までで理解度がかなり高まり、6回、7回目は最終確認であると述べられています。
記憶の定着の面から見ても、忘れた頃にまた確認するという作業が行えるため、定着率は高まるのではないかと考えます。
1回目から3回目
1回目からいきなり暗記しようとすると、精神的にも追い込まれます。特に介護支援分野の問題を見ていると、その量と難解さに息が苦しくなってしまうようです。
その為1回目はとりあえず問題を解き、解説を読み流していきます。1回目終了時点ではほとんど理解できませんが、こんな問題がでるのだなと把握することができます。
2回目、3回目になると、前に解いた問題の答え、解説がわかるようになってきます。
この頃になると、自分が不得意な分野、部分が明確になってきます。不得意分野は重点的に記憶しなければいけないため、さらなる繰り返しが必要です。
4回目から5回目
4回目から5回目では、かなり理解度が高まっており、問題によっては正答でき、その理由や他項目との関連性も把握できるようになります。
この頃になると、できている問題に関しては飛ばしてもかまわないでしょう。
6回目から7回目
6回目から7回目では、最終確認の作業を行うことになります。問題の正答はもちろんのこと、その理由や関連項目とのつながりなども頭の中で整理できていると良いと思います。それでも理解できていない部分もあるため、その分野は繰り返して暗記していきます。図表も利用していくと知識の整理が行いやすくなります。
勉強期間と時間配分
約4ヶ月間をかけて勉強しました。介護支援分野には特に時間をかけ、保健医療福祉サービス分野は2ヶ月程だったと思います。
とにかく繰り返しの勉強が必要なので、根気が必要です。
注意点
業務をこなしながらの受験勉強なので、いかに時間を確保するかが大切になります。
7回も繰り返すのは、相当な根気が必要です。ただ、5回程繰り返すことができれば、かなり記憶に定着していると思われるため、そのあたりを目安にしてもよいかもしれません。
参考にした問題集など
呼吸療法認定士の資格を取りたい方は必見
呼吸療法認定士の資格勉強は隙間時間にするのがコツです。呼吸療法認定士 eラーニング講座
スキマ時間勉強ならリハノメ
PTOTSTのためのセミナー動画が見られます。各分野のスペシャリストが登壇しているので、最新の知見を学びながら臨床に即活かす事が可能です。
セミナーあるあるですが、、、メモ取りに夢中になり聞き逃してしまった。
なんてことはなくなります。何度でも見返す事が可能だからです。
高額なセミナー料+交通費、昼食代を支払うよりも、スキマ時間を見つけて勉強できる「リハノメ」を試してみるのも良いのではないかと思います。
臨床で差をつける人は皆隠れて努力していますよ。
長い期間で契約したほうが、月額が安くなります。
PT.OT.STのための総合オンラインセミナー『リハノメ』
PTOTSTが今より給料を上げる具体的方法
転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。
せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。
とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!
ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。
各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。
管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。
行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。
転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。
管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)
①PT/OT/STの転職紹介なら【マイナビコメディカル】