今回、赤ちゃんの発達の目安とこどもの発育の遅さとして、0〜1歳の発達遅滞のチェックポイントを表にまとめていきます。
目次
赤ちゃんの発達の目安と子どもの発育の遅さ!0〜1歳の発達遅滞のチェックポイント
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0〜1歳の時期の特徴
0〜1歳の時期は発達過程の基礎形成の時です。身体的成長が著しい時期で、身体的発達に問題がある場合、早期からの対応が必要になります。
約1週目の発達過程と発達遅滞症状
左が健常、右が発達遅滞症状です。
約1週目 | ⚫筋緊張が出現し、原始反射が出現してくる | ⚫筋緊張の出現がなく、活発性にかける |
約4週目〜2ヶ月までの発達過程と発達遅滞症状
4週目 | ⚫視線は正中線上で固定が可能となる ⚫電気などの明るい光や揺れ動くものを注視するようになる | ⚫常時、右または左方向を向いている傾向がある ⚫注視することが少ない ⚫顔は一方向に向いている傾向がある ⚫ general movementsが少ない ⚫抗重力筋活動が少ない |
general movementsについては、
全身を含む粗大運動で出現した時点で複雑であり,個々の運動に分化する.
〜中略〜
自発運動のひとつで,自発運動の中で最も頻回にみられる代表的な全身運動といえる.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ojjscn1969/34/2/34_2_122/_pdf/-char/ja
とあります。
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2ヶ月ごろ〜3ヶ月までの発達過程と発達遅滞症状
2ヶ月頃 | ⚫乳児は抱かれて授乳しているときに、母親に向かってクーイングを始める ⚫レム-ノンレム睡眠が短い周期で一定である ⚫大人の口の動きを模倣するようになる ⚫抱かれていて頭部を挙上してくる ⚫抱いているとき、母子との一体感がある⚫抱いていると、下肢で繰り返し蹴ってくる ⚫立とうとして下肢で支えるときがあるが、すぐに崩れてしまう ⚫おむつ交換のとき、下肢の屈伸が活発になる | ⚫哺乳が下手である |
赤ちゃんが落ち着いていてご機嫌のいいとき、「アー」「ウー」「クー」といった声を出すことがあります。
これがクーイングです。
クーイングは泣き声や叫び声とは違い、口やのどの形が変化したために発せられます。
口や唇を使わずに発せられ、くつろいだようなゆったりとした声である点が特徴です。
3ヶ月〜4ヶ月ごろまでの発達過程と発達遅滞症状
3ヶ月 | ⚫原始反射が徐々に消失し、随意的に背臥位から頭を上げるようになる ⚫対人交流の始まりを示すがごとく笑うようになり、母音のような発声が始まり、乳児と母親との音声による相互作用の大切な時期が始まる ⚫乳児が言葉を獲得していくにあたり、母親によるフィードバックは周囲から物事を学ぶ第一歩となる ⚫母親からの聴覚的な働きかけがないと、乳児は短い間隔で連続的に発声することが多くなり0.5 秒以内に反応しているともいわれている | ⚫原始反射が出始めるかまたは強まる ⚫反り返りやすい、あるいは筋緊張が低い ⚫目を合わせることが少ない ⚫発声がほとんどない |
4ヶ月以降の発達過程と発達遅滞症状
4ヶ月ごろ 5ヶ月 6ヶ月 8ヶ月 9ヶ月 10ヶ月 1歳ごろ | ⚫定頚がなされ、立体視が始まる。離乳食の始まりの時期でもあり、ロ腔機能が発達し、身体的成長が著明になってくる ⚫物を握るようになり、背臥位の状態で手で足を持って口に入れたりして、身体知覚の発達の時期になってくる。対人交流においては、声を出して外に向かって働きかけるようになってくる ⚫背臥位から腹臥位に寝返り、座位がとれるようになり、片言を言うようになる ⚫母親の顔のシェマができてくる時期といわれている ⚫母指を伸展し、たとえば大きな箱にキューブを入れることができるようになる ⚫這い這いからつかまり立ちになり、また模倣が始まり、聴いた言葉によって反応が分化してくるようになる ⚫部屋中を這い回り、歩き始め、お尻から1 人で床に座れるようになり、単純な命令をはっきりと理解するようになる | ⚫定頚がなされにくい ⚫哺乳が下手である ⚫物を持たせても持っていられない ⚫口に手を持っていかない ⚫人に呼びかける反応が少ない ⚫寝返り、座位がとれない ⚫母指を屈曲している傾向 ⚫這い這いができない ⚫模倣ができない ⚫反応が少ない ⚫立ち上がれず歩けない ⚫単純な命令がわからない |
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。
せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。
とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!
ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。
各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。
管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。
行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。
転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。
管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)
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