今回、子供の摂食機能の発達について、文献を参考にまとめていきたいと思います。



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移乗動作の問題(ブレーキ・フットレスト管理等)に対する評価とリハビリテーション-高次脳・認知機能障害に対する、脳科学的な考え方と評価・アプローチ方法-

注意課題のプリント課題

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橋損傷のリハビリテーション

橋損傷のリハビリテーション(脳画像からの評価項目選定や治療戦略立案)

視床損傷のリハビリテーション

視床損傷のリハビリテーション(なぜその症状が出現するのか?脳画像からの評価項目選定や治療戦略立案)

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基底核損傷(被殻出血)のリハビリテーション(なぜその症状が出現するのか?脳画像からの評価項目選定や治療戦略立案)

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小脳損傷のリハビリテーション何をするか、しないといけないか(神経システムの理解、脳画像の診方、評価項目選定、治療戦略立案、治療の具体例)

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研究結果から導く!脳卒中片麻痺者のトイレ動作(下衣操作)のリハビリテーション介入-神経システムを考慮した評価・アプローチの具体例-

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感覚障害のリハビリテーション!脳科学と伝統的リハを融合させる考え方と実践方法〜随意性の促進も見据えて〜!

 子供の発達と摂食機能!哺乳、コップでの飲み方、スプーンでの摂取!

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文献

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 哺乳の発達

胎生期後半より自分の指を吸うことで、吸啜行動を練習しています。
出生後はすでに反射運動による哺乳能力があります。
吸啜は3段階をたどり変化していきます。


①新生児期
口唇を母親の乳房に圧し当てることで、口唇の不十分な閉鎖を代償します。
下と下顎をリズムよく上下させることで、口腔内を陰圧とし、乳汁を吸い出します。
子供は下顎、舌、口唇を独立して動かせず、口腔器官は一体となり動くことで哺乳が行えます。
これは反射的で自分ではコントロールできません。そのため、疲れるまで吸啜を繰り返します。

②生後2〜3ヶ月
口腔の反射活動が減少し、口腔器官が独立して動くにつれ、哺乳も随意的なコントロールが可能になってきます。
舌で吸啜できるようになると、口唇を固く閉じる必要もなくなります。
吸啜方法も変化があり、舌の前後運動を用いるサックリングという吸い方になります。

③頭部のコントロールがよくなる時期
舌が前後だけでなく、上下にコントロール可能になり、哺乳動作も口唇を閉じたまま舌を下顎から独立して上下に動かすサッキングという吸い方になります。

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コップでの飲み方の発達

5〜6ヶ月頃から、徐々にコップから水分摂取が可能になります。
この時期はサッキングが出現していますが、コップでの飲み方では、一体運動のサックリングを用いようとします。
下顎が安定し、口唇、舌が下顎から独立して動かせるようになると、口唇ですするような飲み方が可能になります。
下顎が不安定な状態では、コップを咬む、コップを口角に強く押しつけるなどの代償運動がみられます(1歳半くらいまで)。

2歳になると下顎が安定し、下唇のみで器の縁を安定させることが可能になります。
そうなると、上唇は口に入る水分量の調節のために使うことができるようになります。
はじめは少量の水塊を嚥下できる程度で、呼吸との調節ができるようになると、連続して飲めるようになります。
また、唇に触れる飲み物の感覚からコップの角度調節が可能になり、飲み物をこぼさなくなります。

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スプーンでの摂取の発達

離乳食を食べ始める時期(5〜6ヶ月)では、哺乳時のように舌でスプーンを包み込み、前後に動かしながら食べようとします(サックリング)。
この食べ方では口唇の閉鎖の不十分さもあり、食べ物が口からはみ出します。
舌の上下運動が行えるようになるに伴い、こぼすことが減少しますが、舌の動きが下顎から独立していないため、口をパクパクと動かすような食べ方になります。

7〜8ヶ月頃では下顎がコントロールでるようになってくると、上唇を突き出して1回でうまく食べ物の取り込みが可能になります。
咀嚼の間口を閉じていられるので、舌の前後運動も抑制され食べ物をこぼさなくなります。
舌を口蓋に押し当てて圧し潰すような、舌を使った食べ方ができるようになり、「もぐもぐ」した食べ方(munching)が可能になります。

1歳近くでは、下顎、舌、口唇の独立した動きが可能になりに従い、それらを協調させることができるようになり、舌や口唇を噛むこともなくなってきます。
唇を閉じたまま下顎を上下前後左右に動かすことができ、舌も舌顎の動きから独立するため、固いものの咀嚼(Chewing)が可能になります。

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転職サイト利用のメリット

何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。

転職活動をする上で、大変なこととして、、、

仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる

この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)

管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。

コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。

日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。

そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。

転職サイト利用のデメリット

デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。

これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。

それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。

そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。

転職サイトは複数登録することも必要

転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。

それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。

せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。

その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。

また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。

自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。

とにかく行動(登録)!管理人も登録経験あり!転職サイトのご紹介!

ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。

最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。

各病院や施設は、全ての求人情報サイトに登録する訳ではないので、複数登録する事で より多くの求人情報に触れる事ができます。

管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。

行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。

転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。

管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。

「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典

転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)

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