Life Space Assessment (LSA)は、対象者の生活範囲から活動量を得点化して評価する指標です。今回、Life Space Assessment (LSA)の概要と評価方法、結果の解釈についてまとめていきたいと思います。
目次
Life Space Assessment (LSA)の概要と評価方法、結果の解釈
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Life Space Assessment (LSA)の概要
Life Space Assessment (LSA)は、身体活動を生活範囲といった概念でとらえテイルことが特徴です。
対象者の生活範囲を寝室から町外までの5段階に分類し、その範囲での移動の有無と頻度や自立度により個人の活動量を得点化していきます。
移動の有無は
レベル1:寝室以外の部屋への移動(1点)
レベル2:自宅敷地内への移動(2点)
レベル3:自宅近隣への移動(3点)
レベル4:町内への移動(4点)
レベル5:町外への移動(5点)の
5段階でとなています。
頻度は、
毎日(4点)
週4-6回(3点)
週1-3回(2点)
週1回未満(1点)
の4段階となっています。
移動における自立度
自立した移動(2点)
歩行補助具を用いた移動(1.5点)
介助を必要とする移動(1点)
の3段階となっています。
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Life Space Assessment (LSA)の評価方法
評価項目
生活空間レベル1
a:この4週間、あなたは自宅で寝ている場所以外の部屋に行きましたか。①はい②いいえ
b:この4週間で、上記生活空間に何回行きましたか。①週1回未満②週1~3回③週4~6回④毎日
c:上記生活空間に行くのに、補助具または特別な器具を使いましたか。①はい②いいえ
:d上記生活空間に行くのに、他者の助けが必要でしたか。①はい②いいえ
生活空間レベル2
a:この4週間、玄関外、ベランダ、中庭、(マンションの)廊下、車庫、庭または敷地内の通路などの屋外に出ましたか。①はい②いいえ
b:この4週間で、上記生活空間に何回行きましたか。①週1回未満②週1~3回③週4~6回④毎日
c:上記生活空間に行くのに、補助具または特別な器具を使いましたか。①はい②いいえ
d:上記生活空間に行くのに、他者の助けが必要でしたか。①はい②いいえ
生活空間レベル3
a:この4週間、自宅の庭またはマンションの建物以外の近隣の場所に外出しましたか。①はい②いいえ
b:この4週間で、上記生活空間に何回行きましたか。①週1回未満②週1~3回③週4~6回④毎日
c:上記生活空間に行くのに、補助具または特別な器具を使いましたか。①はい②いいえ
d:上記生活空間に行くのに、他者の助けが必要でしたか。①はい②いいえ
生活空間レベル4
a:この4週間、近隣よりも離れた場所(ただし町内)に外出しましたか。①はい②いいえ
b:この4週間で、上記生活空間に何回行きましたか。①週1回未満②週1~3回③週4~6回④毎日
c:上記生活空間に行くのに、補助具または特別な器具を使いましたか。①はい②いいえ
d:上記生活空間に行くのに、他者の助けが必要でしたか。①はい②いいえ
生活空間レベル5
a:この4週間、町外に外出しましたか。①はい②いいえ
b:この4週間で、上記生活空間に何回行きましたか。①週1回未満②週1~3回③週4~6回④毎日
c:上記生活空間に行くのに、補助具または特別な器具を使いましたか。①はい②いいえ
d:上記生活空間に行くのに、他者の助けが必要でしたか。①はい②いいえ
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Life Space Assessment (LSA)の結果の解釈
各レベルの小計は、レベルの得点に頻度と自立度の得点を乗じて算出し、算出された各レベル得点の和をLSA合計点とし、合計120点満点で評価します。
LSAはでは得点が高いほど活動量が多く、自立して活動できているということになります。
LSA得点は転倒予測指標として有用性を示し(感度87%,特異度69%,オッズ比1.15(95%信頼区間1.04-1.27)),カットオフ値は47.3点であった.
「LSAスコア低得点化に関連する要因」理学療法科学30(6):977–980,2015
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転職サイト利用のメリット
何らかの理由で転職をお考えの方に、管理人の経験を元に転職サイトの利用のメリットを説明します。転職活動をする上で、大変なこととして、、、
仕事をしながら転職活動(求人情報)を探すのは手間がかかる
この一点に集約されるのではないでしょうか?(他にもあるかもしれませんが)
管理人は転職サイトを利用して現在の職場に転職しました。
コーディネーターの方とは主に電話やLINEを通してのコミュニケーションを中心として自分の求める条件に合う求人情報を探してもらいました。
日々臨床業務をこなしながら、パソコンやスマホで求人情報を探すというのは手間ですし、疲れます。
そういう意味では、転職サイト利用のメリットは大きいと考えています。
転職サイト利用のデメリット
デメリットとしては、転職サイトを通して転職すると、転職先の病院や施設は紹介料(転職者の年収の20-30%)を支払うことです。これがなぜデメリットかというと、転職時の給与交渉において、給与を上げにくいということに繋がります。
それでも、病院や施設側が欲しいと思える人材である場合、給与交渉は行いやすくなるはずです。
そういった意味でも、紹介してもらった病院や施設のリハビリ科がどのような現状で、どのような人材が欲しいのかといった情報が、自分の持つ強みを活かせるかといった視点で転職活動を進めていくことが大切になります。
転職サイトは複数登録することも必要
転職サイトは複数登録しておくことが重要になるかもしれません。それは、転職サイトによって求人情報の数に違いが生じることがあるからです。
せっかく転職サイトを利用するのであれば、できるだけ数多くの求人情報の中から自分の条件にあった求人情報を探せる方が良いはずです。
その分複数のコーディネーターの方と話をする必要がありますが、自分のこれからのキャリアや人生を形作っていく上では必要なことになります。
また、コーディネーターの方も人間ですから、それぞれ特性があります。
自分に合う合わないと言うこともありますから、そういった意味でも複数サイトの登録は大切かもしれません。
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ネット検索にある転職サイトの求人情報は表面上の情報です。最新のものもあれば古い情報もあり、非公開情報もあります。
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管理人の経験上ですが、まずは興味本位で登録するのもありかなと思います。
行動力が足りない方も、話を聞いているうちに動く勇気と行動力が湧いてくることもあります。
転職理由は人それぞれですが、満足できる転職になるように願っています。
管理人の転職経験については以下の記事を参照してください。
「作業療法士になるには」「なった後のキャリア形成」、「働きがい、給与、転職、仕事の本音」まるわかり辞典
転職サイト一覧(求人情報(非公開情報を含む)を見るには各転職サイトに移動し、無料登録する必要があります)
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